Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナのこと、ネイティブアメリカンのこと、旅のこと、日々の気づきのことなどを綴っています。

ネイティブと巡礼の旅

ネイティブカナディアン、Cree族のEagle Childと聖地を訪れた。

昨日、彼とそこへ行っているピジョンが度々浮かんでくるので、昨夜電話をして、今日の約束をした。

聖地までの道を歩き始めた時、彼の足取りがかなり遅いにの気が付いた。

聞いてみたら、何と、先週の月曜日に心筋梗塞になり、そのままヘリコプターでフェニックスの病院へと連れて行かれ、先週の木曜日に退院してきたばかりとのこと。

なんともまぁ・・そんな大事なときに・・私のお誘いを受けるとは・・。

彼は、来るものは全てベストタイミングだと信じているから、イルの申し出を受けたかったと行ってくれた。

だが、今日は真夏日の灼熱の熱さ・・。
健康な人でもかなりハードだ。

私の帽子を彼に貸し、そして、彼の荷物を私が担いだ。

ムース皮でできたそのザックは手に持った瞬間、ずっしりと重く感じたが、肩から提げたら、体になじみとても軽く感じた。

少し歩いては、木陰で休む、その繰り返し。
なかなか、歩みが進まない。
息遣いもだんだんつらそうになってきた。

私はこれ以上、無理だと思い、引き返しましょう・・と彼に言った。

彼は、数秒間、沈黙した。

そして、口を開いた。「行こう!」

私もどうしてだか、あそこの聖地が私たちを呼んでいる気がしてならない。どうしても行きたい気がしていた。

彼の言葉を信じて、一歩一歩また、歩みを進めていった。
それは、まるで巡礼のようだった。

二羽のターキー・バルチャーが私たちの上空を旋回している。
この鳥は、鷹のような、とても大きい鳥。

Eagle Childがターキー・バルチャーを指差し、
あれは、リサイクルエナジーという意味だよ・・と教えてくれた。死んだ動物のエネルギーを良いかたちにリサイクルするらしい。

しばらく歩いていたら、ワニのミニチュア版みたいな大きなトカゲが、私たちの行く道で死んでいた。この暑さで、体のウロコが干しあがっていた。

彼と二人で、鳥に呼びかけた。プリーズ・リサイクルエナジーと。

何度も、彼に、もう少しだよ、もう少しだよ、と励ました。

本当にあと、もう少しで聖地にたどり着くところで、また、私たちの行く道を何かがふさいでいる。

おー!大きな太い蛇だぁー!
だが、蛇はじっとしといて動かない。
イーグル・チャイルドが蛇のそばに石を投げた。
その蛇は死んでいることが判明した。

また、二人で鳥に、ここにもリサイクルエナジーが必要なのがいるよーと呼びかけた。

こんなに大きなトカゲや蛇はあまり見かけたことがない。
それに、行く道の真ん中で死んでいるなんて、初めてた。

とてもシンボリックに感じた。

イーグル・チャイルドも先週、心臓が一度止まって、また行き返した。

私たちが行こうとしてる聖地は、古からネイティブたちが、生まれ変わりの儀式を執り行ってきた場所。

私はこの数ヶ月、なぜかここばかり訪れている。

やっと、聖地に着いた。

タバコでその場を清め、祈りをささげた。
そして、彼は、インディアンフルートを取り出し、静かに吹き始めた。
フルートの音が大地と空気に浸透していく。

そこから大地を眺めると、鳥になって飛び出したくなる。
彼も突然、同じことを言った。

あなたならきっと飛べるよといったら、彼はうふっ!と笑い、
夢で空を飛んだことがある人は、いつの日か空を飛べることができるんだよ・・と静かに言った。

帰り道は、二人ともまるで空を飛んでいるかのように、軽い足取りだった。行きの3/1の時間で戻ることができた。

行き返りの道中はずーとCree族の文化や教えを教わっていた。

その中のひとつ、聖地ではタバコを撒くと良いとのこと。
タバコは両性具有であり、女性性、男性性のバランスをとるのにもとても良いとのこと。

さっそくスーパで紙タバコ用のタバコを買ってこよう・・。

別れ際、彼に、「ごめんなさいね。体の具合が悪いとは知らずにお誘いして・・」と誤ったら、彼は、「僕にはとても大事なことだった。もし、イルから誘われなければ、退院したまま、外に出ず、家にこもっていたかもしれない・・。
良い、エクササイズになったと言ってくれた。」

今日のハイキングは、まさしく巡礼の旅だった。

今、とても気持ちの良いエネルギーに包まれている。

今夜は、夫のリーのチャネリングをテレビカメラが撮影する日。

素敵な撮影になる・・きっと。

今日もありがとうございました。