Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナのこと、ネイティブアメリカンのこと、旅のこと、日々の気づきのことなどを綴っています。

遺跡とホワイトバッファロー

日本からいらした和さんとフジコちゃんと一緒にウォールナッツキャニオンへ行った。

ここは、シナグワ族(スペイン語で水がないという意味)が
800年以上前に住んでいたところ。

キャニオンに沿って、たくさんの住居が今でいうマンションのように並んでいる。自然にできた洞穴に石の壁を作って住居にしているのだが、縦と横に列をつくっているから、本当のマンションのようだ。

面白いのが、おんなじ形の家を作っていても、石の並べ方、粘土の作り方の違いで、その保ち方が全く違うのだ。
適当な感じでおおざっぱにつくった家は、ほとんど原型が分からないくらいに崩壊している。

だが、職人気質のような人が作ったような家は、800年たった今でも、そのまんまきれいに残されている。その家から全てへの愛が感じられる。

家の壁をつくるのに石を粘土で固定するのだが、作ったひとの指の後がくっきりと残されている。良い仕事をした人の家の壁に残されている指後の上に私の指を重ねた。

800年の月日が一瞬にして溶けて、ひとつになった。
家の中には、作ったひとがニコニコと笑いながら座っているかのような気がした。時間って存在しないんだなぁ・・・。

この日、他の日本からいらした人たちは、グランドキャニオンへと向かった。

和さんとフジコさんはすでにグランドキャニオンへ行っているので、ここに来た。
石灰岩のここは、まるで白いグランドキャニオンだ。

グランドキャニオンの赤いキャニオンとここの白いキャニオン。とてもバランスが良い。私たちは知らないうちに、何か、お役目をしていたのかもしれない。

ある遺跡を、やけにフジコちゃんが気に入った。
ここに住んでいた気がするといった。
そして、なんだか酋長みたいな顔になり、しばらく静かにそこに座っていた。

和さんは、前世のひとつがホピらしい。
シナグワ族はホピの先祖といわれている。
和さんも懐かしそうにその場を楽しんでいた。

私もホピの前世を感じる。

3人で思いきりネイティブの空気に浸って、懐かしく感じながら、ゆ~たりと太古からの響きに身をゆだねていた。
遺跡を後にするときは、とても癒されていた。

その後、ホワイトバッファローを見学しに行った。

黒いバッファローは近くに来るだけで、その迫力と怖い顔にビビッてしまうのだが、白いバッファローはなんとも愛くるしい。このとき、写真を車の中に忘れてしまい、撮り損ねてしまった。今度のときまで、ホワイトバッファローの写真は待っててね。

とーても充実した楽しい時間をすごすことができたことに感謝。

ありがとうございました。