歩き始めた瞬間、ゴロゴロと空がなった。
見上げたら、少し離れた空が薄暗くなっていて厚い入道雲がモクモクしている。でも、私の上空はまだ青空。
ハイキングOKと判断してさらに歩みを進めた。
こんな感じで、雨季のセドナは、いつも雨雲の移動先を先に読んでハイキングをすることになる。
私一人で歩くときは、道なき道を行くワイルドな探検ハイキング。ときどき、素敵な場所に出くわし、私のお気に入りスポットとなる。
今日もガシガシ進み、素敵な森に出くわした。ちょうどその時、雨が降り始めた。う~!読みが甘かった・・。
先に進むべきか戻るべきか・・?空では稲光が走っている。
セドナの森は、しょっちゅう雷が落ちる。
ちょっと怖くなり、後ろ髪を引かれながらも、戻ることにした。
急いで、来た道を戻っていたが、あるところに来たら、強いバイブレーションを全身に感じ始めた。
私の心は興味津々。雨がふるにも関わらずどんどんそのバイブレーションの方へ歩いていった。もう、雷への恐怖も吹っ飛んでいる。
トゲトゲの草の間を掻き分け、崖をよじ登った。
ふと、下をのぞいたら、崖の下に不思議な空間が広がっていた。崖の上から落ちてきた石が細かく砕けて、うまい具合に、岩壁にそって半円形に広がり、その円の内側は、まっ平にならされている。まるで、ネイティブのセレモニー場みたいだ。
何とかして、崖の下へ降りようとしたが、トゲトゲの木が鬱蒼と茂っていて降りられない。 きっと、冬になって木が枯れたら行けるかもしれない・・。
確実にこの強いエネルギーはここから来ている。
冬が楽しみだわ。また、私のお気に入りのスポットが増えた。
でも、そういうスポットを見つけるたび、私の手足はトゲで傷だらけ・・。まあ・・よしとしよう。
今日も楽しい探検だったなぁ・・・。
雷さん、あまりゴロゴロせずに、そして少しの雨だけで終わらせてくれてありがとうございます。
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