読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナのこと、ネイティブアメリカンのこと、旅のこと、日々の気づきのことなどを綴っています。

長老たちによる祈りの集いが終了しました (2)

いつものごとく巡礼の旅は夜が遅くて朝が早い。睡眠時間が本当に少ない。

いつも自然とその生活に慣れていってしまうのが自分でもすごいって思ったりする。


日の出b.jpg


夜の10時にグランドキャニオンのホテルにチェックインした後、明け方3時に起きて4時にグランドキャニオンの日出のセレモニーに向かった。



景色b.jpg


日の出セレモニーはグランドキャニオンの底に住んでいるハパスパイ族によるダンスと歌によって行われた。


本当に美しい日の出とセレモニーだったが、ものすごく寒かった。



グラントみんなとb.jpg



冷蔵庫の中にいて強風にセットアップされた旋風機がすぐそばでがんがん回されているかのようだった。



あまり参加者は防寒対策をとっていなかったので、とにかく寒さの中、ただテンションを上げることが唯一の防寒対策となりドラムに合わせて踊りまくった。


グランドキャニオンの日出のセレモニーの後、ナバホの聖地に全員が向かった。
だが多くの人は道に迷わされた。まるで目くらましにあったようだった。


私たちもセレモニーの会場のすぐ近くにくると、心に迷いが生じてまったく違う方向に動かされてしまった。結局たどり着けたのはセレモニーが終わるころの夕方だった。


また何人かは、グランドキャニオンからナバホまでの道とはまったく逆方向のフラッグスタッフという町まで行かされた。その方向に進んだ人たちはすぐには気付くことができず、2時間近く走ってようやくフラッグスタッフの町について気づいたという感じなのだ。


ナバホの土地でのセレモニーの2日間にわたって、ホピとナバホの土地に尋常ならぬ突風が吹き荒れた。荒野の砂嵐は本当にすさまじかった。今までこの土地に何度も来ているがこんなのは見たことがなかった。


目や口に容赦なく砂が入ってくる。ほっぺたに当たる砂粒がとても痛い。大地の砂が舞い狂いあたり一面砂色で視野がとてもせまくなる。まっすぐ立って歩くこともままならない。


見えない何かの影響にあっているようだった。


そんな中、私たちはそれぞれが中心に居続けてセレモニーを続けた。


80歳になるマヤのアレハンドロ長老も力強く風の中に立ちメッセージを伝えていた。



「フラワー・オブ・ライフ」の著者、ドランヴァロ・メルキゼデクも全般にわたって参加されていた。ドランヴァロは常に奥さまと手を繋ぎあい静かにセレモニーを見守っていた。まるで二人でサポートしあいながら全体的なバランスをとっているかのようだった。


私の夫のリーも体調が許す限り参加していた。
ナバホでは強風すぎて車の外には出られなかったが、車の窓を少し開けてことの成行きをすべて聞き見届け、車の中からエネルギー的にサポートしていた。


日本からは、北海道アイヌのアシリ・レラさんと沖縄の神人(かみんちゅ)の比嘉ご夫妻が参加された。


レラさんは朝一番のセレモニーで、セドナの土地に眠り思うように昇天できない魂たちに働きかけ、また光をここにおろす儀式をされた。


比嘉さんご夫妻は沖縄の祈りと歌、そして奥様の里佳さんの口をかりて神からのメッセージを伝えた。


比嘉良丸さんのお母様は広島で被爆された方。その原爆は私たちがセレモニーをおこなったナバホの土地から採られたウランだった。長老たちや参加者は、なぜ今ここに良丸さんがいらして、そしてホピの村ではなくその隣のナバホの土地でセレモニーをすることになったのかをそこで深く理解した。


私たちは、古から続くこのカルマをこうして解消する必要性があったのだ。
さらに掘り下げていくと、それはアトランティス人とレムリア人との間のカルマから続くものであり、本当の世界平和をもたらすためにはそこから癒される必要があるのだ。


アトランティス人とのつながりを持つアメリカ人やネイティブアメリカンと、レムリア人とのつながりを持つ日本人がこうして一つの場所それもナバホの土地で祈りを通して交わることがとても大切だったのだ。


歌手のサンプラザ中野くんも最初の2日間に参加して、セドナの会場で大熱唱による祈りをささげた。


ナバホでの祈りの2日目の午後、私たち日本人9人はセレモニー会場を離れ、ホピの聖地へ行くことに決めた。本来はホピで行われるはずだった集い・・やはり私たちだけでも行くことが大切なのでは・・ということになった。


ホピの預言の岩の前で日本人9人が並び世界平和と統合の祈りをした。
すべてが終わった瞬間、すぐそばで鳥が9回鳴き、その後、一瞬左から右に風がビュッ!と吹き抜けて行った・・。


祈りがうまく届いた気がした。


その後、ルーベンの家に立ち寄ったら、ちょうどいろいろな国からやってきた人たちが集まり始めているところだった。私たちはまるで前から予定されていたかのように家の中に入り話の輪に加わった。素敵な穏やかな時間を過ごした。



翌日のヤバパイの聖地でのセレモニーも私たちはパスすることにして、ホピ族の祖先が住んでいたウパキ遺跡に行き、そこで私たちなりの祈りをすることにした。


私たちがホピの村とホピの先祖が住んでいた場所を訪れることがこのイベントにとって、とても大切なように思えた。


ウパキ遺跡には大地が呼吸する穴がある。
地表の気圧によってその穴から空気が吹上がったり、吸い込まれたりする。
この日は吹き上がる日だった。


この吹き上がる空気はかなり強い。スカートをはいてその穴をまたぐとスカートが全部上にめくれあがってしまうほど・・。


セレモニーではみんなスカートをはいていたので、女性はみんなマリリンモンロー状態になってその風と戯れていた。


そしてその風は体中の滞っているところや、ネガティブなものを吹き飛ばしてくれる。
きっとホピのご先祖さまは、母なる大地が呼吸するこの癒しの穴があったからここに拠を据えたのだろう。


その穴で体を清めた後、昔から存在しているセレモニー場に移り、そこのスピリットに許可を得て私たちなりの祈りをした。


すべてが終わったとき、みんなへロヘロに疲れてしまった。
かなりお仕事をした感じだった。


そのまま車に戻るはずだったが、また大地の呼吸する穴に戻り、風を全身に浴びて癒してから戻ることにした。


かなり重くて疲れていた身体がこの風を浴びることにより、すぐさまスッキリと癒されていった。母なる大地からのありがたいギフトだった。昔の人たちはこうしてこの風でいつも体をお清めしていたんだなぁ・・って実感した。


そして癒された後、みんなかなり空腹なことに気づいた。
そのまんまおいしいスパゲティー屋さんに直行して身体にたっぷりとエネルギー補給を済ませ、夜セドナに戻った。


翌日からはまたみんなとのセレモニーに合流した。



この祈りの集いが終わりに近づくにつれ、みんなの輪がさらに強くなっていった。
祈りや歌、伝統、言い伝えなどを連日シェアしあうことで、すばらしい調和のエネルギーへと導かれていった。誰の顔にもやさしい満ち足りた笑顔が現れていた。




ティピb.jpg


最後の日、長老たちが宿泊していた、名づけて「長老村」で撮った写真には、いろんな部族の人たちがおもいっきりの笑顔で写っている。




リンb.jpg



ボリビアの長老のひょうきんな振る舞いに沖縄の比嘉さんご夫婦やチベットのリンポチェ、メキシコのネイティブたちがともて楽しそうに笑っている。




さむb.jpg


インカのサヤカ族のリーダーは日本の羽織をプレゼントされ、サムライ気分。
みんなもそれにならい、「お控えなすって・・ポーズ!」でパシャリっ!



さやb.jpg


同じくサヤカ族の兄弟姉妹たちと・・・。




すばらしい調和の中、集いが終わりました。


大成功でした。



多くの方からの援助や寄付金のお陰さまがあってこそ、この集いが成功することができました。皆様から頂いた寄付金は、以下の長老たちの衣食住費用や交通費、渡航費、ビザ費用、儀式用の準備品、蒔き木代、ホテル代など必要経費として活用されました。


この集いのリーダー、アダム・イエローバードも心より感謝しております。

本当にありがとうございました。


<参加された長老たち>
○マヤ族(グァテマラより)
○インカ族(ペルー・チチカカ湖より)
○アイマール族(ボリビアより)
○ラコタ族(サウス・ダコタより)
○ホピ族(北アリゾナより)
○ナバホ族(北アリゾナより)
○ラマ僧(チベットより)
○日本(沖縄神人・北海道アイヌ)
○ヒンドゥ(インドより)
○アルゴキアン族
○エスキモー族(カナダより)
○ケベック族(カナダより)
○ヤバパイ族(北アリゾナより)
○ハバスパイ族(北アリゾナより)
○アパッチ族(ニューメキシコより)
○オトミ族(メキシコより)
○コギー/シエラ・ナヴァダ(コロンビアより)
○アルワコ族(コロンビアより)
○アボリジニ族(オーストラリアより)


また、アメリカ、コロンビア、アマゾン、スペイン、トルテック、ガーナ、モルモン、イギリス、ドイツ、ユダヤ、ケルト、エクアドール、スコットランド、フランス、日本などからたくさんの方々がこのイベントに参加されました。


ありがとうございます。



ここに参加されなかったけれど、ご自分たちのおられるところでそれぞれの祈り方でこの祈りに参加してくださった方もたくさんいらっしゃいました。


ありがとうございます。



お陰様で日ごとに祈りのパワーが増していくのを肌身で感じていました。


感謝いたします。




この祈りの巡礼が終わり、また一つ私の中で扉が開いたのを感じました。
まだ何の扉なのかはわかりませんが、ありがたいものということはわかります。
それが出てくるまで楽しみに待っていようと思います。



次は、今年の11月頃にガテマラで長老たちによる祈りの巡礼が予定されています。
そのイベントの情報が分かり次第また日本に向けて発信していきます。


これからも日本とネイティブアメリカンとの架け橋のお手伝いをしていきます。


いつもたくさんのサポートを本当にありがとうございます。



たくさんの感謝とともに・・・。



☆ありがとうございます☆