早朝、シエラブランカを後にしてサンタフェに向かった。
サンタフェの町の周辺に住んでいるネイティブアメリカンにとって、
ここは商業の場所であり、情報交換の場所。
近隣に住んでいるいろいろな部族のネイティブアメリカンが、自分で作ったジュエリーや壺を
路上に並べて売っている。
巡礼の小休止といった感じで、サンタフェの中心にあるプラザ周辺をそれぞれが散策したり、ウインドウショッピングをして楽しんだ。
ギル長老がラベンダーとセージのブーケをどこからか購入しきて、私たち一人一人にプレゼントしてくださった。とてもダンディーなリチャード・ギヤ似の我ら隊長なのである。
サンタフェはアドビスタイル(土壁)の家とおしゃれな店が立ち並ぶ町で、セドナに住んでいる私にとっては、セドナのアップタウンぽい感じもする。
サンタフェもセドナもやっぱりどこか似てるんだね。
私たちの目の前をネイティブアメリカンのカップルがアイスクリームを食べながら通り過ぎていく。
突然ギル長老が冗談ぽく「へいっ!そこのインディアンっ!」って言いながら、彼らを追いかけて声をかけた。
彼らはかなりびっくりして振り向いた。
変なことを言って声をかける人がギルだとわかったら大笑いしていた。
ギルの友人のマイケル・ホース Micharl・Horse という方で、俳優とアーティストをしているらしい。ツインピークスというテレビ番組にも出ていたとのこと。
しばらく楽しく立ち話をする私たちであった。
おしゃれなホテルの中にある小洒落たメキシカンレストランでランチを食べた。
私は蒸した白身魚にアスパラとズッキーニが付け合わせになっているプレートをオーダーした。おいしかった~~~。
巡礼中におけるシティーガール体験のひと時でした(笑)
サンタフェを後にして、そこから30分くらい離れたナンベプエブロ族のアーネスト長老の家を訪ねた。
アーネスト長老は、ナンベプエブロ族のガーバーナーという立場のお方。
いわゆるここの民族を率いる州知事的な存在。長老中の長老。
私たちはサンタフェでゆっくりと過ごしていたから、長老の家に付いたときはすでに夕暮れどきだった。
長老は「もう来ないのかと思った・・」とおっしゃっていたが、私たちの訪問を快く受け入れてくださった。
そして、すぐにナンベプエブロの聖地の滝に案内してくださった。
ネイティブの風習で、長老に会うときやセレモニーに参加するときはロングスカートを着用するのが一応のお約束になっている。
私たち4人は、お約束通りちゃんとロングスカートを着ていた。
向かった滝は、山を15分から20分くらい登ったところにあった。
ロングスカートにヒールのサンダルやピーチサンダルの私たち。
「え~!聞いてないよぉ~~っ!」って、きっと一人ひとりの胸の中では叫ぶものがあったであろう(笑)
サンダル履きの足にいっぱい力を入れて大地をしっかりと踏みしめながら、スカートの裾をわしずかみにして長老の後を追った・・。
頂上に着いた。
あれっ!けっこう急な山道を登ったのに、息切れも疲れもない。
以外にあっという間に着いてしまっていた。
この感覚って聖地でよく経験する感覚。
そうなんだぁ・・やっぱりここは、ナンベプエブロの聖地なんだぁ・・って実感。
頂上に滝があった。
滝は上にあるダムから勢いよく水が流れ込んでいる。
滝の前でしばらく過ごした後、山を降りて車で滝の上のダムに向かった。
そこはダムというか湖のよう。
とても穏やかなバイブレーション。
光がいっぱい。
水と光のエナジーが私の細胞という細胞にしみ込んでいく。
しばらくその水の美しさに浸った・・・。
浸ったあと、後ろを見たらニコニコとアーネスト長老が私を見ていた。
声を出さずに、「ビューティフルっ!」って言ったら、
やさしい目をしながらうなずいてくださった。
そのあと、アーネスト長老の家でジャパニーズ・ティーセレモニー(茶道)をした。
リードするのは僧侶のえりこちゃん。
アーネスト長老もギル長老もこの異文化のセレモニーに敬意を表してとても喜んでくださった。
二人のその姿にとても感動してうれしくなった。
セレモニーをしている中、辺りの空気がセピア色のような異次元になってきた。
セロファンの紙を私の目の前にかざして見ているみたい。
プルーとゴールドが混ざりあう世界。
半端じゃない不思議な空気感。
雨がポツンポツン落ちてきた。
空にダブルレインボーが出た。
やったー!
巡礼成功っ!
異文化のブリッジ成功っ!
みんな心からはしゃいで、飛び回った。
アーネスト長老の庭をスキップしたり走ったりしながら、小雨を身体に受け、
虹の祝福を全身で感じながら、超ワクワク状態になっていた。
アーネスト長老の家を後にするまで、その異次元の空気感は続いていた。
不思議だった・・。
ありがたかった・・。
ナンベプエブロを後にして、タオスプエブロに向かった。
タオスに着いたときはすでに夜10時ごろになっていた。
つづく・・。
巡礼の旅を共にした3人の美しき女性たちもそれぞれのブログでこの旅のことをUPしています。
同じ場所を訪れて同じ体験をしても、ピックアップする場所が違ったり、感じることが違ったりしていて、とても面白いです。ぜひこちらもご覧になってくださいねーー。
雅代ちゃん http://masayob.wordpress.com/2010/06/
操ちゃん http://shasta.exblog.jp/11398208/
えりこちゃん http://ameblo.jp/eigetsu5/
☆ありがとうございまーーす☆
サンタフェの町の周辺に住んでいるネイティブアメリカンにとって、
ここは商業の場所であり、情報交換の場所。
近隣に住んでいるいろいろな部族のネイティブアメリカンが、自分で作ったジュエリーや壺を
路上に並べて売っている。
巡礼の小休止といった感じで、サンタフェの中心にあるプラザ周辺をそれぞれが散策したり、ウインドウショッピングをして楽しんだ。
ギル長老がラベンダーとセージのブーケをどこからか購入しきて、私たち一人一人にプレゼントしてくださった。とてもダンディーなリチャード・ギヤ似の我ら隊長なのである。
サンタフェはアドビスタイル(土壁)の家とおしゃれな店が立ち並ぶ町で、セドナに住んでいる私にとっては、セドナのアップタウンぽい感じもする。
サンタフェもセドナもやっぱりどこか似てるんだね。
私たちの目の前をネイティブアメリカンのカップルがアイスクリームを食べながら通り過ぎていく。
突然ギル長老が冗談ぽく「へいっ!そこのインディアンっ!」って言いながら、彼らを追いかけて声をかけた。
彼らはかなりびっくりして振り向いた。
変なことを言って声をかける人がギルだとわかったら大笑いしていた。
ギルの友人のマイケル・ホース Micharl・Horse という方で、俳優とアーティストをしているらしい。ツインピークスというテレビ番組にも出ていたとのこと。
しばらく楽しく立ち話をする私たちであった。
おしゃれなホテルの中にある小洒落たメキシカンレストランでランチを食べた。
私は蒸した白身魚にアスパラとズッキーニが付け合わせになっているプレートをオーダーした。おいしかった~~~。
巡礼中におけるシティーガール体験のひと時でした(笑)
サンタフェを後にして、そこから30分くらい離れたナンベプエブロ族のアーネスト長老の家を訪ねた。
アーネスト長老は、ナンベプエブロ族のガーバーナーという立場のお方。
いわゆるここの民族を率いる州知事的な存在。長老中の長老。
私たちはサンタフェでゆっくりと過ごしていたから、長老の家に付いたときはすでに夕暮れどきだった。
長老は「もう来ないのかと思った・・」とおっしゃっていたが、私たちの訪問を快く受け入れてくださった。
そして、すぐにナンベプエブロの聖地の滝に案内してくださった。
ネイティブの風習で、長老に会うときやセレモニーに参加するときはロングスカートを着用するのが一応のお約束になっている。
私たち4人は、お約束通りちゃんとロングスカートを着ていた。
向かった滝は、山を15分から20分くらい登ったところにあった。
ロングスカートにヒールのサンダルやピーチサンダルの私たち。
「え~!聞いてないよぉ~~っ!」って、きっと一人ひとりの胸の中では叫ぶものがあったであろう(笑)
サンダル履きの足にいっぱい力を入れて大地をしっかりと踏みしめながら、スカートの裾をわしずかみにして長老の後を追った・・。
頂上に着いた。
あれっ!けっこう急な山道を登ったのに、息切れも疲れもない。
以外にあっという間に着いてしまっていた。
この感覚って聖地でよく経験する感覚。
そうなんだぁ・・やっぱりここは、ナンベプエブロの聖地なんだぁ・・って実感。
頂上に滝があった。
滝は上にあるダムから勢いよく水が流れ込んでいる。
滝の前でしばらく過ごした後、山を降りて車で滝の上のダムに向かった。
そこはダムというか湖のよう。
とても穏やかなバイブレーション。
光がいっぱい。
水と光のエナジーが私の細胞という細胞にしみ込んでいく。
しばらくその水の美しさに浸った・・・。
浸ったあと、後ろを見たらニコニコとアーネスト長老が私を見ていた。
声を出さずに、「ビューティフルっ!」って言ったら、
やさしい目をしながらうなずいてくださった。
そのあと、アーネスト長老の家でジャパニーズ・ティーセレモニー(茶道)をした。
リードするのは僧侶のえりこちゃん。
アーネスト長老もギル長老もこの異文化のセレモニーに敬意を表してとても喜んでくださった。
二人のその姿にとても感動してうれしくなった。
セレモニーをしている中、辺りの空気がセピア色のような異次元になってきた。
セロファンの紙を私の目の前にかざして見ているみたい。
プルーとゴールドが混ざりあう世界。
半端じゃない不思議な空気感。
雨がポツンポツン落ちてきた。
空にダブルレインボーが出た。
やったー!
巡礼成功っ!
異文化のブリッジ成功っ!
みんな心からはしゃいで、飛び回った。
アーネスト長老の庭をスキップしたり走ったりしながら、小雨を身体に受け、
虹の祝福を全身で感じながら、超ワクワク状態になっていた。
アーネスト長老の家を後にするまで、その異次元の空気感は続いていた。
不思議だった・・。
ありがたかった・・。
ナンベプエブロを後にして、タオスプエブロに向かった。
タオスに着いたときはすでに夜10時ごろになっていた。
つづく・・。
巡礼の旅を共にした3人の美しき女性たちもそれぞれのブログでこの旅のことをUPしています。
同じ場所を訪れて同じ体験をしても、ピックアップする場所が違ったり、感じることが違ったりしていて、とても面白いです。ぜひこちらもご覧になってくださいねーー。
雅代ちゃん http://masayob.wordpress.com/2010/06/
操ちゃん http://shasta.exblog.jp/11398208/
えりこちゃん http://ameblo.jp/eigetsu5/
☆ありがとうございまーーす☆