朝、目がさめてすぐに荷物をまとめて、チェックアウトをしに行った。
ヨガスタジオから、奥さんが静かな笑みと共に出てくる。
すべてを理解しているように…。
宿泊代と、食事代を支払おうとしたら、手を大地に向かって並行に動かしながら、首を横にふって、
「何も払う必要はありません。このまま行きなさい。
あなたは、あまりにもピュアーで、ハートに垣根がなさすぎる。
もっと、自分をプロテクトしなさい。
自分のエナジーをすり減らしてまで、人に与えるのをやめなさい。
今、あなたに必要なことは、自分にエナジーチャージすることです。
今、あなたは、10%くらいしかエナジーをキープしていない。
まずは、それを自分に使って、どんどんエナジーを蓄えなさい。
私は、あなたから、スピリットを信じるということ、スピリットとともに生きるということを、もう一度教えてもらいました。
だから、お金はいりません。
もう一つ忠告します。
あなたの強さが、心の弱い男性をひきつけるでしょう。
気をつけて、本気にならないでください。
それがあなたのためです。」
……と、メッセージをくださった。
お言葉をありがたくハートで受けとめた。
静かに長いハグをして、その場を静かな笑顔で離れた。
車のエンジンをかけて、次なる場所へ意識を向けた。
クレタ島ですることになっている司令(?)のひとつ。
「洞窟で瞑想せよ!」
でも、スピリットはどこの洞窟かは、伝えてくれない。
行けばわかるとのこと。
地図を広げる。
ゼウスが生まれたとされている洞窟がある。
よしっ!そこだっ!
生き方は、2通りあった。
山道を行くか、空港を通り過ぎて行く海側の道を行くか。
海側の道を行くと、マリアという街を右折して南に行く。
そこだっ!
ずっと、マリアという響きが私の心に入っていた。
マリアには、マリア遺跡というところがある。
そこに立ち寄ってから洞窟に行くことにした。
レシムノを離れるに従って、私のハートと直観は自由を取り戻した。
一度、不自由さを感じる必要があったために、要塞と牢獄の地を尋ねた気がした。
マリア遺跡は、赤い岩の遺跡。
今まで、白の石灰岩の遺跡を見てきたから、違うエナジーを感じる。
より女性エナジーが強くなっている気がする。
一通り遺跡を見て回った後、出口のところにある、資料室を何気なく見て回った。
発掘現場や、ここの遺跡からでてきたものの写真が並べられている。
その中に、セドナの友人から買ってきて欲しいと頼まれていたペンダントのオリジナルの写真があった。
2匹の鉢が向かいあって一つの蜜を吸い、その下には、3つの惑星がぶらさがっている。
友人に言わせると、これは予言の一つとのこと。
私がここの遺跡を歩いている時、オファーリング・プレイスという丸い石の台があった。
私は、南米ペルーで手にいれた、祈りのときに使うフラワー・ウオーターを持ってきていた。
その水を石の台の中央の窪みに祈りと共に捧げた。
花の香りがあたり一面に広がる。気持ちがスッキリとする良い香りだ。
すぐに、大きな蜂がやってきた。
そして、頭をその窪みに突っ込み、その水を吸い始めた。
捧げものを、ちゃんと受け取って頂けた気がして嬉しかった。
蜂のペンダントとこの蜂のことが、私の中で繋がった。
出口を管理している女性に、このペンダントが発掘された場所を聞いた。
今は閉鎖されているから行けないよ、と言う。
でも、金網の外からだったら、一度外にでて、海沿いに歩いていけば、
見れるかもしれないよ、と言う。
私は、彼女が示した道を歩いた。
何も見当たらない。
あるのは、不法投棄のゴミが散らばっているだけ。
それでも私は30分くらい歩きまわった。
なんだか気が済んできたので、車に戻ることにした。
そのとき、歌が歌いたくなった。
誰もいないゴミの間を、杏里の懐かしの歌とともに、声高々に歌った。
いよいよゼウスが生まれたとされているディクテオン洞窟に向かう。
両脇に連なるオリーブの畑を通り抜け、ジグザグ山道を進み、風車が回るのどかな村を通り過ぎて…。
続きはまたね…。
ありがとうございます。
ヨガスタジオから、奥さんが静かな笑みと共に出てくる。
すべてを理解しているように…。
宿泊代と、食事代を支払おうとしたら、手を大地に向かって並行に動かしながら、首を横にふって、
「何も払う必要はありません。このまま行きなさい。
あなたは、あまりにもピュアーで、ハートに垣根がなさすぎる。
もっと、自分をプロテクトしなさい。
自分のエナジーをすり減らしてまで、人に与えるのをやめなさい。
今、あなたに必要なことは、自分にエナジーチャージすることです。
今、あなたは、10%くらいしかエナジーをキープしていない。
まずは、それを自分に使って、どんどんエナジーを蓄えなさい。
私は、あなたから、スピリットを信じるということ、スピリットとともに生きるということを、もう一度教えてもらいました。
だから、お金はいりません。
もう一つ忠告します。
あなたの強さが、心の弱い男性をひきつけるでしょう。
気をつけて、本気にならないでください。
それがあなたのためです。」
……と、メッセージをくださった。
お言葉をありがたくハートで受けとめた。
静かに長いハグをして、その場を静かな笑顔で離れた。
車のエンジンをかけて、次なる場所へ意識を向けた。
クレタ島ですることになっている司令(?)のひとつ。
「洞窟で瞑想せよ!」
でも、スピリットはどこの洞窟かは、伝えてくれない。
行けばわかるとのこと。
地図を広げる。
ゼウスが生まれたとされている洞窟がある。
よしっ!そこだっ!
生き方は、2通りあった。
山道を行くか、空港を通り過ぎて行く海側の道を行くか。
海側の道を行くと、マリアという街を右折して南に行く。
そこだっ!
ずっと、マリアという響きが私の心に入っていた。
マリアには、マリア遺跡というところがある。
そこに立ち寄ってから洞窟に行くことにした。
レシムノを離れるに従って、私のハートと直観は自由を取り戻した。
一度、不自由さを感じる必要があったために、要塞と牢獄の地を尋ねた気がした。
マリア遺跡は、赤い岩の遺跡。
今まで、白の石灰岩の遺跡を見てきたから、違うエナジーを感じる。
より女性エナジーが強くなっている気がする。
一通り遺跡を見て回った後、出口のところにある、資料室を何気なく見て回った。
発掘現場や、ここの遺跡からでてきたものの写真が並べられている。
その中に、セドナの友人から買ってきて欲しいと頼まれていたペンダントのオリジナルの写真があった。
2匹の鉢が向かいあって一つの蜜を吸い、その下には、3つの惑星がぶらさがっている。
友人に言わせると、これは予言の一つとのこと。
私がここの遺跡を歩いている時、オファーリング・プレイスという丸い石の台があった。
私は、南米ペルーで手にいれた、祈りのときに使うフラワー・ウオーターを持ってきていた。
その水を石の台の中央の窪みに祈りと共に捧げた。
花の香りがあたり一面に広がる。気持ちがスッキリとする良い香りだ。
すぐに、大きな蜂がやってきた。
そして、頭をその窪みに突っ込み、その水を吸い始めた。
捧げものを、ちゃんと受け取って頂けた気がして嬉しかった。
蜂のペンダントとこの蜂のことが、私の中で繋がった。
出口を管理している女性に、このペンダントが発掘された場所を聞いた。
今は閉鎖されているから行けないよ、と言う。
でも、金網の外からだったら、一度外にでて、海沿いに歩いていけば、
見れるかもしれないよ、と言う。
私は、彼女が示した道を歩いた。
何も見当たらない。
あるのは、不法投棄のゴミが散らばっているだけ。
それでも私は30分くらい歩きまわった。
なんだか気が済んできたので、車に戻ることにした。
そのとき、歌が歌いたくなった。
誰もいないゴミの間を、杏里の懐かしの歌とともに、声高々に歌った。
いよいよゼウスが生まれたとされているディクテオン洞窟に向かう。
両脇に連なるオリーブの畑を通り抜け、ジグザグ山道を進み、風車が回るのどかな村を通り過ぎて…。
続きはまたね…。
ありがとうございます。