Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナから、アセンションについて、魂の成長を助けるセント・ジャーメインからのメッセージについてなどを綴っています。

ギリシャの旅 13

朝、4時50分にホテルをチェックアウトして、空港に向かった。

空港からホテルまでは、ほんの数分の距離。

やっぱり空港の近くのホテルにして良かった。


レンタカーを返して、空港でチェックインをした。

帰路は、アテネとフィラデルフィアでの2回だけの乗り換えだった。


やった・・行きよりも楽だぞ。

・・・っていうか、帰りのこの時まで、どこで乗り換えるのかを

まったく意識していない自分も私らしいなって思った。



アテネからフィラデルフィアに向かう飛行機に乗り込んだらすぐに、

機長から機内放送があった。


今、アメリカの近くに嵐が来ています。

とにかく今はそちらに向かいますが、嵐を避けて迂回せざるを得ないときは、

そのようにしますので、ご了承ください・・とのことだった。


さすが、アメリカの飛行機。

その説明も抑揚をつけてとても明るく言う。

最後に、「ウエルカム・ザ・ボード」とまるでショーの司会者のように言って、

機内の人々を笑わせた。



アテネでの乗り換えのとき、急に胃から何かがこみ上げてきて、

気持ちが悪くて歩けなくなった。

胃袋がパンパンに膨らんでいる。


少し立ち止まって、自分の手を胃袋の上において、ヒーリングを始めた。

ゲホゲホとゲップが出たら少し楽になった。


飛行機の中では、どんどん身体が熱を持ってきた。

11時間以上の飛行機の中。

この時間を自分の癒しの時間に使うことにした。

寝て起きるたびに、身体が汗をかいている。

とにかく寝た。寝た。


飛行機が大地に着陸するゴトンっという衝撃で目が覚めた。

でも誰も降りる準備をしない。

変だなぁ・・っと思って、隣の人に聞いたら、

嵐を避けて飛んでいた為、ガソリンがなくなり、ここで給油をすることになった、とのことだった。


ニューヨークの近くの空港らしい。

30分くらいしたら給油が済み、また離陸した。

そこから1時間半後にフィラデルフィアについた。


フィラデルフィアに着いたら、私の次の飛行機はすでに離陸してしまっていた。

最終地点のフェニックス空港では、到着時刻にシャトルバスが迎えに来ることになっている。


次の飛行機のチケットを手に入れて、すぐにシャトルバスの会社に電話をした。


「もうその時間のシャトルはないから、翌朝になる」との返事が来た。


とても困った声を出しながら、オー・マイ・ガードと言ってみた。

ここは交渉の国・・アメリカ。


電話口の女性が「飛行機が飛び立つ前にもう一度電話をしなさい。

もしかしたら行ける可能性があるかもしれない・・。」と言ってきた。

やったぞ!


次の飛行機を待っているとき、ファーストフードの中華料理の野菜炒めを食べた。

テーブルに座って食べながら、この流れは変だぞっ・・て感じた。


ふっ!と気がついた。

タイヤに刺さっていた釘が、そのまま肩から提げているポーチに入れたままになっている。

レカタカー屋さんに見せるために入れておいたのがそのままになっていた。


この釘をここで手放してみよう。


ファーストフードが乗っているお盆の隅に、この釘を置いた。

何だか食事がまずくなった気がした。


料理が入った発砲スチロールのお皿をお盆から出して食べたら味が戻った気がした。

気のせいかもしれないけれど、でも実際そんな気がした。


食べ終わったお皿とともに、釘をゴミ箱に捨てた。


離陸直前に、シャトルバスの会社に電話をしたら、シャトルが出ることになっていた。

やった! 流れに乗ったぞっ!


フィラデルフィアからフェニックスまでの4時間半のフライトもぐっすりと寝た。


夜11時。空港について、すぐにシャトルバスに乗り、セドナに向かった。


セドナまで、あと10分くらいのところで、急に車内が明るくなった。

もうすぐ満月になる月の光が私の足もとに差し込んできた。


セドナを発ち、ギリシャの土地についたのが新月。

この月が育っていくのと一緒に、私もギリシャでいろいろな経験した。


毎日、夕方近くなると、月が頭上に登っていた。

それを眺めながら、日ごとに大きくなる月が、私の励みになっていた。


月に導かれての旅だった。

そして、セドナに戻るときに、こうして月の光で祝福されているのを感じて嬉しくなった。


翌朝の秋分の日、日の出とともに自然に目が覚めた。

旅を共にしたLipo手作りのクリスタルワンドを持って、庭のメディスンホイールに立った。



ワンドを日の出の光に照らしながら、頭上高く掲げた。

輝く光を浴びながら、アトランティスの光と英知を宿したワンドをメディスンホイールの中央に

降ろした。


ギリシャとセドナのエナジーが繋がった。

エナジーと光が私の身体をまっすぐに突き抜けた。

私の身体がパイプのように滞りなくそこにあるのを、とても気持ちよく感じていた。



旅が「今」終わった・・そう感じた。



「新月の日にギリシャの土地に立ち、秋分の日にセドナの土地に立ちなさい・・。

することは、すべてその時にその場に行けばわかる。」


この言葉をスピリットから受け取り、信じて、すぐにギリシャに旅に出た私だった。


完璧なる導きによる旅だった。


アトランティスとレムリアンの統合の旅でもあり、

私の中であたらしい私が生まれるイニシエーションの旅でもあった。



すべての導きに感謝です。


ありがとうございます。



そして、ブログをたくさんの方が読んでくださって、エナジーを送ってくださり、

コメントをくださったことが私の強い励みと勇気になりました。


ブログで旅のことをつづっていて本当によかったって、旅をしながら思っていました。



心から・・ありがとうございます。