Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナから、アセンションについて、魂の成長を助けるセント・ジャーメインからのメッセージについてなどを綴っています。

コロンビア祈りの集会 5

マモたちが夜通しミーティングをしていた。

そしてその結果、サンフランシスコから来た撮影隊の撮影の許可を認めた。

今、シエラネバタ山脈はいろいろな問題に悩まされている。

ダム建設や、金の採掘に関することなどなど。

こういったことに対しての原住民たちの声がなかなか政府にとどきづらいのが現状だ。


今回のギャザリングは世界平和はもちろんのこと、原住民たちをサポートする意味でも集まっている。


今回のこのギャザリングをフィルムにとって、参加者の署名と共に、政府に提出すことになった。


原住民の村は、今まで、外部の人々はほとんど入っていない。
ましてや、こんなに大きなギャザリングは初めてのこと。
私たち参加者もみんな、この機会を有効に使ってほしいって心から思った。


マモたちが、私たちを、特別な聖なる川に案内してくれた。
森の中、マモたちについて行く、約200人の行列。
20分くらい歩いた。

大きな岩が広がる。

下に向かって段々になっている。
上からきれいな水が流れている。


それぞれの段のところは、大きな水たまりになっていて、 次の下の段に向かうところには小さな滝ができている。

マモたちが、私たちに、その水を頭と第三の目とハートにつけるようにと促した。

まるで神聖なるイニシエーションのようだ。

参加者たちは、水のそばにいき、水をつけて、しばらく瞑想をした。

マモたちは、段の上の方で私たちを見守っている。

みんな日焼けした肌に真っ白い帽子とまっ白い民族衣装を着ている。
下流から彼らを見上げると、誰かれの区別がまったくつかない。

変な言い方だが、動物園の岩の上で静かに人間を観察している猿の群れのようにも見える。

彼らの気配が、まったく人間ぽくないのだ。

彼らが木の下で静に立っている様子は、まるで木霊のよう。
木の緑と彼らのオーラが解け合っている。

どちらかの足に寄りかかったりとかもせずに、裸足で大地にまっすぐに立っている。
どこにも力が入ってない立ち姿とはこういうことをいうんだな・・って思った。

だから、森の中で彼らを見つけたとき、心臓がどきっとする。
見つけるまで、そこに彼らがいることにまったく気がつかないからだ。


しばらくしたら、マモたちが、日本から参加した、かみんちゅ(神人)の和美さんに、
水の儀式をしてほしいと言ってきた。

下流の方の大きな水たまりのところで、和美さんは儀式を始めた。

水に向かって儀式を執り行う和美さんの後ろで、私と、セドナの友人モトイちゃんの二人は静にそれを見守るように座った。

日本人がつくる三角形の頂点で、和美さんが儀式をする感じ。

突然の儀式の依頼・・和美さんは何も用意していなかったが、すぐそばに落ちている大きな枯れ枝を拾い、それを魔法使いの杖のように見事に使い、パワフルな水の儀式をされた。

終わったとき、岩の上方からマモたちや参加者たちの感嘆の声と拍手が降りそそいできた。

多くの人が、自然の中で何かが動いたのを感じた。


儀式の後、参加者たちはトーニングをしたり、瞑想をしたりして午前中いっぱいを川で過ごした。

昼食後、下流の方にある別の川に案内された。

そこでは、原住民たちが、泳いだり、洗濯をしたり、身体を清めたりする。

私たちは、そこで水遊びをしながら、汚れたからだをいっぱい洗い流した。
シャンプーを持ってきて、そこで髪をあらったりしている人もいた。

その後、みんなが集合してまたギャザリングが始まったとき、さらにきれいなピカピカのエナジーが周りを取り囲んでいるのを感じた。

やっぱり身もきれいすると、こんなにもエナジーってピカピカするんだね。
身も心もきれいにすることは大切だなぁ・・って思った。


午後のギャザリングが終了するころ、ガラガラ・ゴロゴロと空が鳴りだした。
雷だー。

みんな和美さんのことをチラッと見た。

水の儀式をするまで、晴天日和。
水の儀式を終えたときから、雲が出始め、そして、ついに、大降りの雨!!

シャーマンたちが、和美さんに「水を呼んだね」って、嬉しそうに言いにきた。

すぐに、大地がどろどろのぬかるみになった。

みんなは、しばらく屋根のあるところに避難した。


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写真は羽を乾かす鳥。