Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナから、アセンションについて、魂の成長を助けるセント・ジャーメインからのメッセージについてなどを綴っています。

☆クリスマスの過ごし方☆

一人で過ごすクリスマス。

今まで私は、クリスマスはいつも友人か家族と一緒に過ごしていた。
だから、一人ぼっちのクリスマスを過ごすことになったとき、恐怖がやってきた。

すごく怖かった・・。

この恐怖・・Leeが亡くなった夜の恐怖に似てた。
ロンリネス・・ひとりぼっちという恐れ・・。

インナーチャイルドの私が、必死になって、その恐怖をとりつくろうとする。

じたばた・・ジタバタ・・。

自分だけが、世界から取り残されたような感じがした。


クリスマス・イブ。
一人でもちゃんとディナーを作って、ワインを掲げて、メリークリスマスって言ってみた。

そしたら・・ようやく大人の私が顔を見せてきた。

あれっ!

もしかして、私は、商業的なクリスマスのマインドコントロールにはまってる?
クリスマスに一人で過ごす人はいっぱいだよね。

深い自分の中に潜んでいたインナーチャイルド。

「一人になる恐れ・・。」

こんなところで現れてきた。


12月は、私の心の中にある負のものを清算するぞーって、コミットした途端にやってきた。

そして、気づいた。

私はずっと、Leeの亡霊というか、スビリットともにこの2年半を過ごしていた。
あたらしいパートナーを見つけたいと思っていながら、ずっと、Leeに執着してた。

毎朝、Leeの写真を見て、おはよーって言って、ことあるごとに話しかけて・・。

いつもLeeがそばにいる感じがしてた。
だから、心の底から寂しくはなかったんだって気づいた。


清算にコミットした私は、ようやくLeeの遺品をきれいにし始めた。
Leeの友人たちに電話して、取りに来てもらうようにした。

仏壇も写真も取り払うことにした。

とたんに、心の深いところから哀しみがやってきた。
立てないくらいの哀しみ。嗚咽。

ずっと、この部分を見ないで、見ないふりをして、手をつけてなかった。

手放して、新しい出発をするって決めたから、
口から心臓が飛び出るくらいに苦しいけど、やる。


翌日のクリスマス、インナーチャイルドの私がジタバタする。

「ひとりは寂しい。今日のクリスマスは、どうやって過ごしたらいいんだろう・・。」


大人の私は、その声に気づきながら、なだめながら、森の中へ出かける準備をする。


ドイツ人の友人、クラウディアが教えてくれた。

「本来のクリスマスツリーは、人々が、常緑樹に、いつも変わらぬ元気と長生きを祈り、木に宿る精霊にクッキーやくだものなどの甘いものを捧げたのが由来だ」と言っていた。

セドナの森は、サイプレス(杉科)とジュニパー(檜科)の常緑樹の森。

私は、ブロークン・アロー・トレイルを選んだ。

ここは、インディアンと白人の戦いを終わらせる映画「ブロークン・アロー」の舞台となったところ。

私にとって、自分の中のインナーチャイルドと今の自分の葛藤を終わらせる舞台。


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一つの根っこから4本の幹が伸びていた。

その真ん中に立って、クリスマスソングを歌った。
寂しくて、涙が出た。

そしたら、目の前に虹色の光が降りそそぎ、木々の間でキラキラ光った。



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あたり一面がクリスマスツリーになった。

木に囲まれて、とてもあたたかかった。幸せに感じた。

しばらく歩いたら、気になる場所があって、そこに座って瞑想をしたり、チャンティングをした。

そして、寝転がって、泣きながら、大地の癒しを受けながら、空に向かって、今、手放したいこと、そして、来年に成し遂げたいことを口に出してみた。

いっぱい泣いたら、ハートに隙間ができてきた。
その隙間に心地よいバイブレーションが入って来た。


ひとりで過ごすクリスマスって、こんなにも神聖なんだって気がついた。

大自然のエレメントとしっかりと繋がり直して、来年に向けての、精気をたっぷりといただいた。

午後一番でここに着いたのに、気がついたら、太陽が西の山の陰に隠れるところだった。

ネイティブアメリカンのやり方をまねて、タバコの葉っぱを大地に撒いて、感謝をして、その場を去った。

もう一度、振り返って、さっき居た場所をみたら、虹色の光でその場所が輝いていた。


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たくさんの精霊がそこにいる気がした。

たくさんの精霊たちとずっと一緒にいたんだって感じた。


ひとりで過ごすクリスマス。

恐怖の向うには、こんなにすばらしいギフトが待ってた。


これからは、クリスマスだからってジタバタしない。

ひとつ、また大人になった私がいる。


☆ありがとうございます☆