リンジーとクリスと共に過ごしたエジンバラの旅は、かなりインテンスな濃い3日間であった。
早朝にエジンバラ空港に到着した私たちは、まずエジンバラ城を軽く見学した。
城に向かう途中、バクパイプの音があちらこちらで響き渡っていた。
城のゲートの両脇に置かれている騎士の像を見たとき、ハートの奥深くでザワザワするものを感じた。「なんか、知ってるぞ・・。この世界・・。」
城の中を見ると数時間はかかりそうだった。予約しているランチに間に合うために、ゲートの中を少し入ってお土産屋さんを見るだけにした。
城の隣にある「witchery restaurant」http://www.thewitchery.com/ でランチを食べた。
名前の通り、魔女の隠れ家的レストラン。
そこのシークレット・ガーデンという部屋で食事をした。
雰囲気も味もとてもアートでかなり満足した。またここで食べたいと思った。
午後から、街の中を巡るツアーバスに乗った。録音されている日本語の案内をイヤホンで聞きながら、灰色の重厚な石造りの街を眺めた。何とか様式の同じような建物が続く。
ショーン・コネリーはここの出身で、ハリウッドデビュー前、牛乳配達とか靴磨きをこの街でしていたらしい。
彼が俳優の道を選んだ決断は、自分の人生を大きく変えて、世界中の人々によろこびを与えることになったんだなぁ・・・と、ショーン・コネリーに思いを馳せていたら、いつの間にかツアーは終わっていた。どうやら寝ていたらしい。ウっ!!
私のエジンバラ・タウンツアーは、ショーン・コネリー一色で終わった(笑)
その後、私たちがレンタルしたアウディーは、宿泊する宿へと向かった。
この宿がとてつもなくすごいところだった。リンジーからは、古いところだよーだけしか聞いてなかった。
な、なんと・・築820年の本物のお城、ダルハウジー・キャッスルだった。
http://www.dalhousiecastle.co.uk/
喜びとワクワクというよりも、「あ~~あ!来ちゃったな~」、というのが、私の率直な感想。
案内された部屋は、ロバート・ブルースという名前がついた部屋。
リンジーとクリスは、ウイリアム・ウォレスという部屋。
案内してくれた支配人が語るには、 この二つ部屋は、城の中でもとても大切な意味をもつ部屋らしい。
リンジーたちの部屋は城の一番上。私がお城の絵を描く時、一番上のところは、凹凸に描いたりする。そこから、民衆を眺めたり、敵がこないかどうかを見はったりしたのだと思う。まさしく彼らの部屋のバルコニーは、その凸凹の内側だ。もしかしたら、城の主が住んでいた部屋だったのかもしれない。
そのバルコニーの横に、木でできた扉があった。
私は、支配人に「この扉はどこに繋がっているの?」と聞いた。
なぜか私は聞いてしまったのだ・・。
そしたら、支配人は、「今、その階段は封鎖されているけれど、まさしくその階段は、あなたが宿泊する部屋に繋がっていたのですよ・・。」と言った。およよ・・。
ロバート・ブルースの部屋の階段があった場所には、今はテレビが置かれ、その後ろは、石とセメントで上手に埋められていた。
・・ということは、私が宿泊する部屋に居た人は、この城の重臣だったのかもしれない。
すぐに、城主のところに行けて、テラスから外の様子を見ることができる・・。
私の妄想は膨らむのであった。
そして、ゾクゾクしてきた。
部屋を変えて欲しいと思った。
でも、このときあることが私の頭をよぎった。
グラストンベリーで、オリンピック聖火ランナーを見た後、その道でセドナの友人ロバートと出会った。彼は、以前セドナに住んでいたが、1年半前からグラストンベリーに住んでいるとのこと。私はそのことをまったく知らなかったから、ここで出会えてよかったと思った。
ロバートとの偶然の出会いは、この部屋につながるひとつのメッセージなのかもと思った。だから、勇気をふりしぼって、この部屋を受け入れることにした。
さすがに820年の歴史を持つ城というものは、いろいろなスピリットが行き交うものである。私は、今までに、北と南アメリカのネイティブアメリカンの遺跡はもとより、ヨーロッパの数々の遺跡を一人でまわったりしていた。どこの遺跡でも、とりあえず、私はやり過ごすことができていた。
だが、この土地は、私の過去生とかなり繋がりがあるようだ。
他のどこよりもダイレクトにつながってしまう。
荷物を部屋に置いて、すぐに城の周りを歩いてみた。
自分なエナジーをここにアンカリングしたい気持ちがあった。
そしたら、いきなりホテルの前だけ怪しい雲が現れ、雷が2回鳴り響いた。
一緒にいたクリスとびっくりして顔を見合わせてしまった。
他は晴れているのに、なぜこのホテルの前だけに雷が・・?
オヨヨ・・。
この雷・・。
実は、スイスのレマン湖畔でセレモニーをしたとき、ゼウスの神を感じた。
それから、雷とご縁が続いている。
グラストンベリーのリンジーとクリスの家に着いたとき、パソコンを使いたくて、まだパソコンに接続する前の電気コードだけをコンセントにつなげようとした。
そのとき、私の手から何かが出て、家中の電気がショートしてしまった。
リンジーとクリスがいうには、これはあり得ないとのこと。普通は、ひとつの部屋のみのブレーカーが落ちる。もう何年もここに住んでいるが、家の全てのブレーカーが一度に落ちたことは始めただと言われた。
私は、雷のエナジーが私の中を通り抜けたと思った。
そして、ここエジンバラでの歓迎も、まずは、雷だった・・。
たくさんの歴史を重ねた分だけ、天井が重く下がり圧迫感がある。
部屋は広いのに、私が呼吸できるスペースは限られている感じ。
寝る時、できるだけ明るく、テレビを付けっぱなしで寝た。
でも、数時間おきに目覚めてしまう。
寝ているときは、ずっと誰かと話をしている。
確かにこの部屋にいる人とだ。
寝る時、私は、何かに恐れていた。だから電気を付けっぱなしで、テレビもつけた。
でも、その存在は、恐れる必要はないと語る。そして、私にいろいろと教えを与えてくれていた。数時間おきに起きた時、とてもリアルにそのメッセージを覚えてるいるので、朝までちゃんと覚えてると思った。
でも結局、朝になったら、ほとんどを忘れていた。
で、最後の会話だけを覚えていた。
それは、部屋の天井から下がっているライトを示しながら、蛍光灯はよくないんだよね・・という言葉だった。
たしかに、そのライトを見ると、昔はそこにキャンドルが灯っていたようなデザインだった。
こんな感じで、とてもカジュアルな会話をしていたのを覚えている。
あと、ブリッジという言葉。
私に何かのブリッジをして欲しいようなことを言っていたのを覚えている。
このブリッジ・・この後、私は、ブリッジのお役目をいただいて、かなり大変な経験をするのであった。
つづく・・。
早朝にエジンバラ空港に到着した私たちは、まずエジンバラ城を軽く見学した。
城に向かう途中、バクパイプの音があちらこちらで響き渡っていた。
城のゲートの両脇に置かれている騎士の像を見たとき、ハートの奥深くでザワザワするものを感じた。「なんか、知ってるぞ・・。この世界・・。」
城の中を見ると数時間はかかりそうだった。予約しているランチに間に合うために、ゲートの中を少し入ってお土産屋さんを見るだけにした。
城の隣にある「witchery restaurant」http://www.thewitchery.com/ でランチを食べた。
名前の通り、魔女の隠れ家的レストラン。
そこのシークレット・ガーデンという部屋で食事をした。
雰囲気も味もとてもアートでかなり満足した。またここで食べたいと思った。
午後から、街の中を巡るツアーバスに乗った。録音されている日本語の案内をイヤホンで聞きながら、灰色の重厚な石造りの街を眺めた。何とか様式の同じような建物が続く。
ショーン・コネリーはここの出身で、ハリウッドデビュー前、牛乳配達とか靴磨きをこの街でしていたらしい。
彼が俳優の道を選んだ決断は、自分の人生を大きく変えて、世界中の人々によろこびを与えることになったんだなぁ・・・と、ショーン・コネリーに思いを馳せていたら、いつの間にかツアーは終わっていた。どうやら寝ていたらしい。ウっ!!
私のエジンバラ・タウンツアーは、ショーン・コネリー一色で終わった(笑)
その後、私たちがレンタルしたアウディーは、宿泊する宿へと向かった。
この宿がとてつもなくすごいところだった。リンジーからは、古いところだよーだけしか聞いてなかった。
な、なんと・・築820年の本物のお城、ダルハウジー・キャッスルだった。
http://www.dalhousiecastle.co.uk/
喜びとワクワクというよりも、「あ~~あ!来ちゃったな~」、というのが、私の率直な感想。
案内された部屋は、ロバート・ブルースという名前がついた部屋。
リンジーとクリスは、ウイリアム・ウォレスという部屋。
案内してくれた支配人が語るには、 この二つ部屋は、城の中でもとても大切な意味をもつ部屋らしい。
リンジーたちの部屋は城の一番上。私がお城の絵を描く時、一番上のところは、凹凸に描いたりする。そこから、民衆を眺めたり、敵がこないかどうかを見はったりしたのだと思う。まさしく彼らの部屋のバルコニーは、その凸凹の内側だ。もしかしたら、城の主が住んでいた部屋だったのかもしれない。
そのバルコニーの横に、木でできた扉があった。
私は、支配人に「この扉はどこに繋がっているの?」と聞いた。
なぜか私は聞いてしまったのだ・・。
そしたら、支配人は、「今、その階段は封鎖されているけれど、まさしくその階段は、あなたが宿泊する部屋に繋がっていたのですよ・・。」と言った。およよ・・。
ロバート・ブルースの部屋の階段があった場所には、今はテレビが置かれ、その後ろは、石とセメントで上手に埋められていた。
・・ということは、私が宿泊する部屋に居た人は、この城の重臣だったのかもしれない。
すぐに、城主のところに行けて、テラスから外の様子を見ることができる・・。
私の妄想は膨らむのであった。
そして、ゾクゾクしてきた。
部屋を変えて欲しいと思った。
でも、このときあることが私の頭をよぎった。
グラストンベリーで、オリンピック聖火ランナーを見た後、その道でセドナの友人ロバートと出会った。彼は、以前セドナに住んでいたが、1年半前からグラストンベリーに住んでいるとのこと。私はそのことをまったく知らなかったから、ここで出会えてよかったと思った。
ロバートとの偶然の出会いは、この部屋につながるひとつのメッセージなのかもと思った。だから、勇気をふりしぼって、この部屋を受け入れることにした。
さすがに820年の歴史を持つ城というものは、いろいろなスピリットが行き交うものである。私は、今までに、北と南アメリカのネイティブアメリカンの遺跡はもとより、ヨーロッパの数々の遺跡を一人でまわったりしていた。どこの遺跡でも、とりあえず、私はやり過ごすことができていた。
だが、この土地は、私の過去生とかなり繋がりがあるようだ。
他のどこよりもダイレクトにつながってしまう。
荷物を部屋に置いて、すぐに城の周りを歩いてみた。
自分なエナジーをここにアンカリングしたい気持ちがあった。
そしたら、いきなりホテルの前だけ怪しい雲が現れ、雷が2回鳴り響いた。
一緒にいたクリスとびっくりして顔を見合わせてしまった。
他は晴れているのに、なぜこのホテルの前だけに雷が・・?
オヨヨ・・。
この雷・・。
実は、スイスのレマン湖畔でセレモニーをしたとき、ゼウスの神を感じた。
それから、雷とご縁が続いている。
グラストンベリーのリンジーとクリスの家に着いたとき、パソコンを使いたくて、まだパソコンに接続する前の電気コードだけをコンセントにつなげようとした。
そのとき、私の手から何かが出て、家中の電気がショートしてしまった。
リンジーとクリスがいうには、これはあり得ないとのこと。普通は、ひとつの部屋のみのブレーカーが落ちる。もう何年もここに住んでいるが、家の全てのブレーカーが一度に落ちたことは始めただと言われた。
私は、雷のエナジーが私の中を通り抜けたと思った。
そして、ここエジンバラでの歓迎も、まずは、雷だった・・。
たくさんの歴史を重ねた分だけ、天井が重く下がり圧迫感がある。
部屋は広いのに、私が呼吸できるスペースは限られている感じ。
寝る時、できるだけ明るく、テレビを付けっぱなしで寝た。
でも、数時間おきに目覚めてしまう。
寝ているときは、ずっと誰かと話をしている。
確かにこの部屋にいる人とだ。
寝る時、私は、何かに恐れていた。だから電気を付けっぱなしで、テレビもつけた。
でも、その存在は、恐れる必要はないと語る。そして、私にいろいろと教えを与えてくれていた。数時間おきに起きた時、とてもリアルにそのメッセージを覚えてるいるので、朝までちゃんと覚えてると思った。
でも結局、朝になったら、ほとんどを忘れていた。
で、最後の会話だけを覚えていた。
それは、部屋の天井から下がっているライトを示しながら、蛍光灯はよくないんだよね・・という言葉だった。
たしかに、そのライトを見ると、昔はそこにキャンドルが灯っていたようなデザインだった。
こんな感じで、とてもカジュアルな会話をしていたのを覚えている。
あと、ブリッジという言葉。
私に何かのブリッジをして欲しいようなことを言っていたのを覚えている。
このブリッジ・・この後、私は、ブリッジのお役目をいただいて、かなり大変な経験をするのであった。
つづく・・。