グラストンベリーの塔の入り口の近くに、赤い水と白い水が出ている
ところがある。
赤い水は鉄分を多く含み、白い水はカルシウムを多く含む。
赤い水は、女性性をあらわし、白い水は男性性をあらわすという。
この二つの水を飲むことで、身体の中で陰と陽のバランスが取れてくる気がする。
道路沿いの左りの壁からは、赤い水が耐えまく流れ出す。
その水は、壁の向こう側にあるチャーリス・ウェルの泉とつながり、道行く人たちが自由に飲めるようになっている。
右側の水道からは、白い水が流れ出す。この水は、この水道の背後にあるホワイトスプリグという、水のテンプルの源泉とつながっている。
このホワイトスプリングは、午後1時半から4時半の間だけ解放されている。
このときは、まだクローズだった。
塔から降りて来たころには、オープンしているだろうと思いながら、塔を登り始めた。
身体がダルイ中でこの階段を登っていくのは、かなりのハードなことだ。
休み休みしながら、登った。
前回、ここを訪れた時は、とても寒くて、風が強くて、あまりゆっくりと長居することはできなかった。
この日は、とても暖かい日だったので、聖ミカエルの塔のすぐ下の芝生の上で、1時間くらい横になった。ときどき、深い眠りの中に入った。
母なる大地の癒しと、聖ミカエルの浄化のエナジーが、少しずつ私の身体のバランスをとってくれた。
少し楽になってきた気がした。
それでも、頭痛と身体のダルさは続いている。
塔にもたれ掛かってしぱらくぼーとしていた。
頭で何かを考えようとしても、頭がはたらかない。
塔へと続く道は二つある。降りるときは、別の道から降りた。
グリーンの傾斜が続き、その上では、真っ白い羊たちが絶え間なくモグモグと草を食べ続けている。
一歩一歩ゆっくりと降りて行った。
丘の下のゲートを出て、アスファルトの道路を下っていった。
坂を降りて行くと、赤と白の水が流れ出すところに出る。
また、両方の水をたっぷりと飲み、身体中に行き渡らせた。
ホワイトスプリングのテンプルが開いていた。
この中に足を一歩踏み入れるたびにゾクゾクする。
完全に外の世界と隔絶された異空間。
水のテンプルの中は、真っ暗で、たくさんのキャンドルが灯され、
それが、水に反射してゆらゆらゆらめく。
なんとも言えないこの空気感は、ぞくぞくする。
バットマンの館みたいだーって思ったりもする。
靴を脱いで、テンプルの中を歩いた。
まるで、お風呂屋さんの床を歩いているみたい。
歩くと水がピシャピシャと跳ねる。
厳かであり、ちょっとおどろおどろしい空気感と祭壇を除いたら、造りは、お風呂屋さんに近い物がある。
顔と手と足を水で清めて、メインの祭壇で祈り、その後ろにあるマリア様の祭壇でしばらく祈った。
その祭壇は、柳の枝のようなものでつくられたドーム上の中にあって、ベンチも置いてある。とても落ち着く。
マリア様の絵に向かっていたら、友人のミカリンの顔が浮かんだ。
彼女は、イタリアのミラノに住み、ゴシック音楽のハープ奏者であり、マリア様の歌を歌っている。
今、ミカリンは結婚をして、3歳の女の子を育てながら、家事とハープ奏者をこなしている。
私はロンドンに行くのではなくて、ミラノに行くのかなーって、思った。
でもまだ、確信がもてていなかった。
水による浄化をたっぷりとして、マリア様のエナジーをたっぷりと吸収したあと、
マグダラのマリア様の教会を訪れた。
道路の脇にひっそりとたたずみ、ボランティアの人たちによって運営がなされているとても小さな教会だ。
入り口の脇に何かの案内が置いてあった。
それを見た瞬間、「あっ!ミラノに行こうっ!」と思った。
それは、「ミカイル・ローズ」によるコンサートの案内だった。
ミカリン と イル と マグダラのマリア様のローズライン。
メッセージだって思った。
ロンドンの佳子さんと旦那様のポールさんは、私が行くことを楽しみにしてくださっている。ロンドン行きをキャンセルしてしまうことが、とても申し訳なく思った・・。
でも、メッセージに従おうって思った。
家に戻り、リンジーとクリスに明日ミラノに向かうことを伝え、 ロンドンの佳子さんに事情を説明して、ミラノの友人に連絡をとり、グラストンベリーからミラノまでの交通手段を調べて、急遽手配した。
頭がまた回転してきた。流れに再び乗った気がした。
パッキングを急いで済ませて、夜中の12時過ぎにベッドに入った。
つづく・・。
ところがある。
赤い水は鉄分を多く含み、白い水はカルシウムを多く含む。
赤い水は、女性性をあらわし、白い水は男性性をあらわすという。
この二つの水を飲むことで、身体の中で陰と陽のバランスが取れてくる気がする。
道路沿いの左りの壁からは、赤い水が耐えまく流れ出す。
その水は、壁の向こう側にあるチャーリス・ウェルの泉とつながり、道行く人たちが自由に飲めるようになっている。
右側の水道からは、白い水が流れ出す。この水は、この水道の背後にあるホワイトスプリグという、水のテンプルの源泉とつながっている。
このホワイトスプリングは、午後1時半から4時半の間だけ解放されている。
このときは、まだクローズだった。
塔から降りて来たころには、オープンしているだろうと思いながら、塔を登り始めた。
身体がダルイ中でこの階段を登っていくのは、かなりのハードなことだ。
休み休みしながら、登った。
前回、ここを訪れた時は、とても寒くて、風が強くて、あまりゆっくりと長居することはできなかった。
この日は、とても暖かい日だったので、聖ミカエルの塔のすぐ下の芝生の上で、1時間くらい横になった。ときどき、深い眠りの中に入った。
母なる大地の癒しと、聖ミカエルの浄化のエナジーが、少しずつ私の身体のバランスをとってくれた。
少し楽になってきた気がした。
それでも、頭痛と身体のダルさは続いている。
塔にもたれ掛かってしぱらくぼーとしていた。
頭で何かを考えようとしても、頭がはたらかない。
塔へと続く道は二つある。降りるときは、別の道から降りた。
グリーンの傾斜が続き、その上では、真っ白い羊たちが絶え間なくモグモグと草を食べ続けている。
一歩一歩ゆっくりと降りて行った。
丘の下のゲートを出て、アスファルトの道路を下っていった。
坂を降りて行くと、赤と白の水が流れ出すところに出る。
また、両方の水をたっぷりと飲み、身体中に行き渡らせた。
ホワイトスプリングのテンプルが開いていた。
この中に足を一歩踏み入れるたびにゾクゾクする。
完全に外の世界と隔絶された異空間。
水のテンプルの中は、真っ暗で、たくさんのキャンドルが灯され、
それが、水に反射してゆらゆらゆらめく。
なんとも言えないこの空気感は、ぞくぞくする。
バットマンの館みたいだーって思ったりもする。
靴を脱いで、テンプルの中を歩いた。
まるで、お風呂屋さんの床を歩いているみたい。
歩くと水がピシャピシャと跳ねる。
厳かであり、ちょっとおどろおどろしい空気感と祭壇を除いたら、造りは、お風呂屋さんに近い物がある。
顔と手と足を水で清めて、メインの祭壇で祈り、その後ろにあるマリア様の祭壇でしばらく祈った。
その祭壇は、柳の枝のようなものでつくられたドーム上の中にあって、ベンチも置いてある。とても落ち着く。
マリア様の絵に向かっていたら、友人のミカリンの顔が浮かんだ。
彼女は、イタリアのミラノに住み、ゴシック音楽のハープ奏者であり、マリア様の歌を歌っている。
今、ミカリンは結婚をして、3歳の女の子を育てながら、家事とハープ奏者をこなしている。
私はロンドンに行くのではなくて、ミラノに行くのかなーって、思った。
でもまだ、確信がもてていなかった。
水による浄化をたっぷりとして、マリア様のエナジーをたっぷりと吸収したあと、
マグダラのマリア様の教会を訪れた。
道路の脇にひっそりとたたずみ、ボランティアの人たちによって運営がなされているとても小さな教会だ。
入り口の脇に何かの案内が置いてあった。
それを見た瞬間、「あっ!ミラノに行こうっ!」と思った。
それは、「ミカイル・ローズ」によるコンサートの案内だった。
ミカリン と イル と マグダラのマリア様のローズライン。
メッセージだって思った。
ロンドンの佳子さんと旦那様のポールさんは、私が行くことを楽しみにしてくださっている。ロンドン行きをキャンセルしてしまうことが、とても申し訳なく思った・・。
でも、メッセージに従おうって思った。
家に戻り、リンジーとクリスに明日ミラノに向かうことを伝え、 ロンドンの佳子さんに事情を説明して、ミラノの友人に連絡をとり、グラストンベリーからミラノまでの交通手段を調べて、急遽手配した。
頭がまた回転してきた。流れに再び乗った気がした。
パッキングを急いで済ませて、夜中の12時過ぎにベッドに入った。
つづく・・。