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Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナのこと、ネイティブアメリカンのこと、旅のこと、日々の気づきのことなどを綴っています。

聖アンブロージョ教会@ミラノ

未分類
ミラノでの日々は、ミカリンと、ミカリンの夫のパオロさんと、3歳のマリーナの普通の家族的な日常に一緒にいさせてもらう感じだった。


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ミカリンとマリーナと一緒に公園に出かけたり、おままごとや折り紙をして過ごした。
私にとっては、どれも新鮮だった。



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ミラノに着いた翌日、家の近くにある、聖アンブロージョ教会へ行った。
とても古い教会で、壁にはケルトのデザインがあちらこちらに施されていた。
ケルトの教会からカソリックの教会になったようだ。


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教会の名前になっている聖アンブロージョは、ローマ出身の人で、ミラノとバチカンをしっかりとつなげるお役目を果たし、ミラノにカソリックを強く根付かせた人らしい。

大聖堂の奥の方に行ったら、下にさがる数段の石段があった。
そこは祭壇裏にある半地下の部屋だった。

礼拝席が並び、10人くらいの人が座っていた。なぜかみんな日本人だった。

ミカリンとマリーナと3人でその部屋に入ったとたん、ミサが始まった。

神父さんの後ろ側に何か横になっているものがあった。
うわっ!ミイラだ。 3体もある。

きらびやかなマントに包まれ、冠をつけている人が聖アンブロージョらしい。
他の2体については、よくわからない。

ミイラに向かってのミサ・・。
すごいなーー。

この日本人たちは、日本からやってきた敬虔なクリスチャンたちだった。
今回、ローマ教皇が参加される国際会議に参加するためにいらしたようだ。

最初の歌を歌ったところで、外に出ようとしたら、石段のところにある鉄の門が閉まっていた。他の観光客が入らないように閉めたらしい。中からは開けられないようになっている。

うわ~~!
私の苦手なものがこんなにもそろってしまったー!
まいったなぁ~~!

ミイラに、クリスチャンのミサに、湿気ぽい暗い部屋に、牢獄のような環境。

キリスト教の神父さんの話しは、まるでマニュアルを話されているみだいで、まったくハートに入ってこないから、私にとっては、とても退屈。

クリスチャンの方・・ごめんなさい。
でも、一生懸命理解しようと聞いていても、耳から耳に抜けて行くのです。

まるで、電車の窓から景色が流れていくみたいに・・。
何も宗教に属していない私だから、そう感じてしまうのかもしれないけど・・。

3歳のマリーナも閉じ込められている。
日本人の信者たちにとっては、このミサはとても貴重な体験と時間であろうから、マリーナが飽きて、大声を出して泣いてしまったら、ミサの邪魔をしてしまうだろうな・・と、私のハートは勝手に想像をしてハラハラ忙しかった。

でも、マリーナは、小声で「家に帰りたいよー!」と泣くだけで、かなり頑張っていた。

私も、この環境を受け入れようと、礼拝席にひざまずき、頭を垂れ、手を組み、神父さんの話に耳を傾けて頑張った。

ミサの後、ミイラの前に縦に一列にならび、神父さんから薄いスナックみたいなのを渡された。

神父さんが私の手にそれを置いた瞬間、「あっ!君は洗礼を受けていないのかな・・。」と言って、スナックを取り上げ、私の頭の上に大きな手を置いて祝福らしきことをされた。

私は、私の了解を得る前に、誰かによって第三の目から頭のてっぺんにかけて触られると、とても居心地悪く感じる。
一瞬、私は抵抗したくなったが、そのまま受け入れた。
今回の旅では受け入れることを学んでいる。


ミイラの前で一般の人向けにミサが行われることは稀であり、さらに日本人だけのために行われるのはかなり稀なことらしい。

すごいタイミングで入ってしまった。
1分でも遅かったら、鉄の扉は閉められていたし、早かったら、早かったで、何が行われるのかを知り、このミサには参加をしなかっであろう・・・。

バチカンと強い繋がりを持つ聖アンブロージョのミイラに会い、そして、数日後、バチカンのローマ教皇が私の目の前を通り過ぎて行った。

この旅を通して、ずっとやって来ているメッセージ。

「立て替え・立て直し」

これも、何かのお計らいのように感じた。


全国からクリスチャンたちが、このミラノに集まってきていた。
バチカンと教皇様大好きな人たち。

その思いが見えない幕となって、街中に充満していた。
外を歩いている時、「よそ者はこっちに来るなっ!」「邪魔するなっ!」みたいなエナジーが、向かい風なのように立ち向かってくる。

一歩、一歩が重くて、なかなか足が前に進まない。
次第に全身が倦怠感におそわれてくる。

結局、バールで一休みすることになるか、 すぐにミカリンの家に戻ることになる。
バールとは、BARのこと。カフェバー。

座らずにレジの横で、エスブレッソをくいっと一揆のみする人たちが多い。
ミラノの人たちにとって、エスプレッソが気付け薬のようだ。

私は、次ぎに歩く精気をチャージするためにも、ゆっくりと席に座って、道行く人たちを見ながらエスプレッソをすすった。


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写真は、ミカリンの家の真ん前にあるバール。
マンションの玄関が見える。

時々、幼稚園にマリーナを迎えに行ったミカリンが帰ってくるのを、ここで待ち伏せしていた・・。

でも、毎回、二人が戻ってきても気がつかずにボーと過ごしていた(笑)


つづく・・。