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Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナのこと、ネイティブアメリカンのこと、旅のこと、日々の気づきのことなどを綴っています。

マモスとロイ・リトル・サンの家でセレモニー@ホピ

コロンビアのマモスと、アダム・イエローバードと、日本人数人とロイ・リトル・サンの家(タイタス・ファーム)を訪ねた。

ロイは、ホピの村で創造主マサウが人類に示した生き方を実践している人。
http://www.oneheartportal.net/

片道一車線ずつのまっすぐに伸びた道路を、ロイの家に向かって車を走らす。
第三メサの集落を過ぎたところから、家は見当たらなくなり、360度にわたって、荒野が広がる。

この辺りは、ガスも電気も水もない地域だ。
荒野の向う側には、低い山々の連なりが見える。

山をいくつか過ぎた右手のずーと向うの方に、家らしき建物が見えて来た。
そこに向かって車を走らせる。

道路の脇に目印のような感じで、4色の布を結んだ棒が立っている。
そこを右に入って行くと、左側にトウモロコシ畑が広がり、その向こう側に箱のような小さな家が建っている。そこがロイの家。

このトウモロコシ畑の種は、人間の手で、コーンステイック(木の棒)を使って穴をあけて植えられたもの。均等に、3歩ごとに植えられている。

元気な葉が30センチくらい伸びていて、風にゆらゆらと揺らいでいた。
ウエルカムと言われているみたいだった。

ロイは大きな笑顔で家から出て来た。
もう80歳に近いロイだが、昔からちっともかわらない優しくて力強い笑顔だ。


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私とロイとの出会いは、1997年の日本の夏。
ロイと日本の仲間たちと一緒に、原子力発電所をまわってお祈りをしたり、富士山でレインボーギャザリングに参加したりした。

そのときに出会った仲間たちとは、今でもずっとつながり、今では魂の家族となっている。そのときの私は、まさか私がセドナに移住をして、再びロイと出会い、セレモニーを一緒にするようになるとは思いもしていなかった。

マクロバイオティクの講師であるロイは、人間にとって大切なことは、全て食にあるという考え方で、自給自足の生活をしている。

以前、ロイの家を訪ねた時、玄米ご飯にごま塩をかけたものと、みそ汁と、野菜の煮物と、野菜のおひたしをいただいた。

どれも畑からとってきたものでとてもおいしかった。
ホピの荒野の中の一軒家で、この食事をいただけることがとっても不思議に感じた。



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今回は、到着と同時に、手作りのライスミルクでおもてなしをうけた。
ゆでたお米をしぼってミルクにしたもの。ほのかにあまくておいしかった。





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ロイの家の後ろには、藁が敷き詰められた気持ちのよいスペースがある。そこで、私たちは、丸くなりセレモニーを始めた。

ロイは、彼自身が世界中で伝え歩いている「ワン・ハート」のメッセージをシェアして、セレモニーをした。




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ルーベンとアダムもそれぞれシェアをした。

セドナのギャザリングを主催したのがアダムで、ホピのギャザリングを主催したのが、ルーベンだ。

それぞれのギャザリングを終えた私たちは、人種を超えて、平和と調和に満ちたエナジーの中にいた。本当に幸せな空間だった。

シェアの途中で、ルーベンが泣いた。
そして、アダムも泣いた。
二人は抱き合って、子供のように泣いた。

セドナのギャザリングは準備段階でいろいろなことがあり、一筋縄ではいかなかった。

ホピでもそう・・。

今回、マモスを呼ぶということで、二人の中でたくさんのチャレンジが起きて、そして自分たちの中での信念をいつも問われ続けていた。
だからこそ、二人は、喜びと感謝の中で泣きながら抱き合っていた。

見ている私の目にも涙がこみ上げた。


突然、パラパラと天から雨が落ちて来た。
周りは青空で、私たちの上空だけ小さな雨雲ができていて、ほんの少しの雨が降った。
まるで、祝福のお告げのような雨だった。

目の前に座っていたアルワコ族のマモが笑顔で空を指差し、にこっ!と笑った。

サークルの中に座ってた私は、輪の外に出て、全体的なエナジーを楽しむことにした。

いつのまにか、コギ族の96歳のマモが、私の左側にピタっと寄り添い、静かに立っていた。私たちは、しばらくの間、二人並んで静かにそこに立っていた。

沈黙のコミニュケーション。
二人の間でエナジーがめぐっていった。

このとき、「あ~~、受け入れてもらえたんだなぁ・・。」って嬉しく感じた。


そのあと、私たちは、家の横につくられているセレモニー場で、セレモニーをした。
それは、15年前に日本でおこなったセレモニーと同じだった。
ロイはずっと変わらずに、このワンハートセレモニーをやり続けているんだって感動した。

大きな円の中を4つにわけ、それぞれ4つの中にはさらに小さな円ができている。

私たちは、一列になって、ひとつの小さな円のまわりを歩き、次に隣の小さな円に移り歩く。

私たちがつくる長い列は、うねうね・くるくると、無限の形をつくりながら、ほとんど走るに近い早さでまわり続けた。


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4つの円が統合されて、みんなのエナジーがひとつになり、新しいものがつくりだされていくようだった。

大きな笑顔と共にセレモニーは終了した。



そのあと、マモたちは、アダムが運転するバスに乗り込み、セドナへと帰って行った。


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調和に満ちた、素敵な時間だった。




その後、マモたちを見送った私たちは、ロイがリードするスウェットロッジに入ったのであった。


つづく・・。