Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナから、アセンションについて、魂の成長を助けるセント・ジャーメインからのメッセージについてなどを綴っています。

母なる大地・亀からのメッセージ

ホピの村から戻ってから、気づいたらもう10日以上がたっている。

その間、コロンビアの長老マモたちはコロンビアに戻り、マヤの長老はガテマラマラへと戻り、日本からやってきた人たちも次々に帰って行った。


ホピの村で入ったロイのスウェットロッジは、いつも私が慣れ親しんでいるスタイルではなかった。

ロッジの中は、地面が丸く掘り下げられ、足を降ろして座れるようになっていて、天井も木でつくられている。その外側は土で塗り固めている。

「キバ」というスタイルのスウェットロッジ。
外から見ると土を丸く盛ったように見える。


ロイは、日本に住んでいたこともあり、セレモニーの中で唱える言葉は、
「アマテラスオオミカミ~!」「天照大神!」「あまてらすおおみかみ~!」であった。

そして、「オノロ・・・・」。この言葉は、97年にロイと日本の聖地や原発を訪れたときに、みんなで、声をそろえてお祈りをした言葉だった。

15年ぶりにロイと一緒に唱えた。
ロイはずっと同じ「ワン・ハート」の祈りを続けているのだとわかったとき、心の奥ですごい感動がおきた。

ロイの信念の強さがにじみ出ているロッジで、とても熱くてハードだった。
途中で何人かギブアップする人もいた。

私たち日本人(全員女性だった)は、もう限界というとき、意識的に呼吸法をすることで、どうにか最後までやり通した。

その呼吸法とは、まるで出産のときのようであった。
ロッジの中で、母なる大地の中で、女性である私たちは、生み出しの儀式をした。
まさしく、再生のセレモニーだった。

セレモニーが終わり、赤ん坊のようにハイハイしながら、外に出た。

やったーー!!
やり通したーー!!

夜のヒヤっとした空気をおもいっきり吸い込んだ。
新鮮なエナジーが体の中と体の周りに行き渡る。

空を見上げた。
星がきれーい!!
父なる空に感謝をした。
「見守っててくれて、ありがとーーう!!」

出口の前では、たき火が燃えていて、火の向こう側で出口に向かって、かみんちゅの和美さんが渾身の力でお祈りを捧げていらしていた。

ロッジの中と外とで、お祈りがなされたすばらしい儀式であった。




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翌日、セドナへの帰路の途中で、ホピのご先祖様が住んでいたとされている「ウパキ遺跡」を訪れた。

この遺跡はセドナの隣町、フラッグスタッフにある。
そしてここには、大地が呼吸する穴がある。

井戸の様な穴が大地に空いていて、気圧によって、大地から勢いよく風が吹き出したり、掃除機のように勢いよく中に吸い込んだりしている。

この日は、掃除機の日であった。
みんな順番にその穴の上にたったり、寝転がったりして、もう自分にとって必要のないものや、執着しているものなどが、体から引き離されて、大地の中へと吸引されていくのをイメージした。

吸引後、体がふわっと軽く感じた。
すごいヒーリングパワーだ。

私たちは、母なる大地の癒しをいっぱい受け取りセドナに戻った。




その翌日、セドナの私の家の庭に、大きな亀が現れた。
デザート・タートル。砂漠の亀。


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本当にいるんだ・・。
ここに10年以上住んでいるが、初めて遭遇した。

亀が象徴とするもののひとつは、母なる大地。

母なる大地を癒すことがテーマとなっていたセドナでのギャザリングを終えた翌日にこうして亀が現れた。

スピリットからの祝福とメッセージに感じた。

ありがたかった。


たくさんの人たちと出会い、祈りを共にできたことに感謝します。

ありがとうございます。