Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナから、アセンションについて、魂の成長を助けるセント・ジャーメインからのメッセージについてなどを綴っています。

思い込みとぬれぎぬ

私の愛猫セイントは,東海岸ボルチモアで生後2ヶ月くらいで捨てられたストリートキャット,つまり野良猫だった。

首輪をしたまま捨てられたから,飼い猫と思われて、近所の誰かからも餌を恵んでもらえず,虫やゴミを食べて生き延びていた。
その数ヶ月後、ヒューマンソサエティー(動物愛護団体)にレスキューされて,ご縁があってセドナの私のところにやってきた。

今では,おもいっきり,家猫になっている。
いつも私のそばにいて,ボディーガード風でいたり,赤ちゃんになったりしている。
家の中で幸せそうにしている姿を見ていると,私まで幸せになってくる。

でも,食に関しての貪欲さは野良猫のまま。
いつでも食べられるという平和感は,セイントの中にはないようだ。

いつも家の中で食べ物を探し続けている。
切ないまでに,ハンターでありつづけている。

だから,食べ物が見あたらなくなると,まずは,セイントのせいにされてしまうのである。

昨夜は,お味噌汁を作っているとき,天然の粉末お出しを入れようとしたら,いつもの場所にない。

しまったっ! 
前回、使った時に,お出しが入った大きな袋をそのままキッチンカウンターの上に置きっぱなしにしてしまったんだ。

セイントにとって好物となるものが,粉末状になっていろいろと詰め込まれている。
これは,たまらない一品であろう。

セイントは,それをどこかに隠して,夜な夜な、私が寝た後に、食べているに違いない・・。

そういえば,いつもと同じ量の餌を与えているのに,最近のセイントは,少し太ってきているように見える。
よくよく見ると、顔までまんまるになって来ているではないか・・。

まったく,もうっ!

私は,証拠をつきとめるべく,ベッドの下をのぞいたり、家具の隙間とか下を探してみたりした。
でも,どこにもない。

頭がいいからなぁ・・。簡単には見つかるところには,隠さないだろうなぁ・・。
この貪欲っぷりには,困ったもんだ。プクプクしてる身体をみながら,少し腹だたしく思った。


そして,今朝、目を覚ましたときに,はっ!と気付いた。
そうだったぁ〜〜!前回、それを使った時,セイントに見つからないようにと、冷蔵庫の中に.それも,小さいな引き出しの中に閉まったのだった。

ごっめ〜〜ん。セイント!

そして,あらためて,もう一度、セイントを見たら、ぜんぜん,おっきくなくて,いつもと同じ、普通のサイズだった。

こ,こわ〜〜,思い込みって・・。

目に入ってくるものまでもが,違って見えてくる。
真実がねじ曲がる。

思い込んでいるうちは,自分の中で,それが100パーセントになっちゃうんだ。
こわいね〜。

思い込む前に,やりすごしたいね〜。
それをユーモアにできたらいいね〜。

ごめんね,と言いながら,振り返ってセイントを見たら、いつもと同く平和そうに,ピンクの耳をブルブル動かしながら、そして,同じくピンクの鼻をフグフグ動かしながら,まんまるお目目で私をじっと見ていた。

かっわいい〜!


セイントがやってきてから,私の生活には,さらに楽しい学びと気づきがもたらされてきた。

ありがとうございます。



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「お手柔らかに頼みますよぉ〜!」と,言っているようなセイントの写真   =^_^=