今朝、明け方からかなりの雨が降ったようだ。
庭の木が、朝日を浴びてキラキラと輝いていた。
雨上がりの青空は気持ちが良い。
部屋の中は、ほんのり、ひんやりしている。
お気に入りの椅子に座って、ひざ掛けをかける。
暖かいジャスミンティーを抱えながら、ボーと窓の外を眺める。
部屋では、ビートルズのアルバム「LOVE」が流れている。
金色の落ち葉が、はらりと舞い落ちていく。
ジュニパーの濃い緑の葉にとどまっている雫が、太陽の光を浴びて黄金色に輝いている。
ビートルズの世界に浸りながら、その雫を眺め続ける。
太陽の位置が変わるにつれて、黄金色から青に、そして、クリア色になる。
きらめく宝石のよう。なんて美しいのだろう。
「A Day In the Life」が流れ始めた。
この曲は、間奏と最後のところで、ウィーンと音が上昇していくところがある。なんとも言えないこの感覚。まるで異次元に誘われてしまうようなモゾモゾ感がいっぱい。パソコンを打つ手がつい止まってしまう。
30年以上前に、女子だけの11人バンドをしていた時、有楽町読売ホールでこの曲を演奏したのを思い出す。懐かしい青春時代の一コマ。毎日、ギターを弾いて歌ってた。
11人がめちゃくちゃ仲が良かった。私の宇宙人ぽさをそのまま受け入れてくれていた素敵な仲間達^^
秋は、自分の中にある大切な引き出しを開けて、懐かしくそれを手に取り感じて、古い埃をふっと払って・・そして、また大切にしまう・・そういうことがとても似合う。
冬になる前の、ほんの束の間のこのひととき。いっぱい味わおう・・。
いつもありがとうございます。