昨日痛めた胸の痛みもあるので、今日は、自分のペースで単独行動をすることにした。
朝、ホテルからタクシーに乗って、サグラダファミリアへ向かった。
タクシーのフロントガラスの中にその姿が現れた時、思わず、お~!と、感嘆の声をあげ、ドライバーの人を笑わせてしまった。
宇宙人に会ったら、きっとこういう反応をするのかも・・^^
大聖堂の中は、もう、私の遊び心をくすぐる世界。
あ~!こんなに、自由に感性を表現して良いんだなぁ~て思えた。
神様が自然界の中で作った最高傑作のデザインと、太陽の光と、ガウディーの直感のコラボレーション。
そこは、まさに、私が小さな頃から、なんとなくイメージしていた、あ~!こう言う世界に行きたいという場所だった。
も~!ガウディー、最高です!
胸の骨の痛みを忘れるくらい、夢中になった。
でも、時々、すごく痛くなる。
そういう時は、静かに、祭壇の前の椅子に座り、お祈りをして、呼吸方と、瞑想をした。15分くらいすると、動けるようになる。
これって、贅沢なヒーリングタイムかも^^
大聖堂の地下に、ムービーが上映されている薄暗い部屋がある。そこも、私のヒーリングスペースになった。少しのけぞりながら椅子に座り、手を胸に当てていた。
そして、私は、痛みがまるでなかったかのように、また、夢中に夢の世界に浸っていくのであった。
生誕の塔の上までエレベーターで登り、下りは、ゆっくりと螺旋階段を降りていった。
石をくり抜いた窓から、いろいろな角度で、サクラダファミリアの建物の外側に施された芸術を堪能できる。素晴らしい。
窓がなくなるところまで降りると、階段の幅が狭くなり、貝殻のような螺旋階段になる。 そこは、まさしく、へその緒のような感じ。
ゆっくりと螺旋を降りていきながら、生まれかわりの儀式をしているみたい。
塔から戻って、また大聖堂の中に入った時、光の祝福を受けた。
そこは、太陽の光による光の祭典だった。
胸が痛かったからこそ、たった一人で、4時間以上にわたり、この場を感じるとができた。
丸ごと感謝です。
ありがとうございます。