カッパドキアで一泊して、イスタンブールに戻ってきた。
イスタンブールは、ボスポラス海峡を挟んでアジア側とヨーロッパ側に分かれる。
私達は、アジア側の閑静な住宅地にあるタマちゃんの家を拠点にして、いろいろと観て回った。
船着場からフェリーに乗って、ヨーロッパ側に渡った。
カモメが船を追いかけてくる。
フェリーの中で、チャイとパンを買い、パンの半分はカモメにあげた。
ヨーロッパ側の岸の近くに建つアヤソフィア博物館。
ちょうど、その前をフェリーが通りかけたとき、空に彩雲が現れた^^
バルセロナのギャザリングが始まる前日、ブルーモスク近くで自爆テロが起きた。
私達は、その現場に行き、ギャザリング中に燃やし続けていた聖なる火の灰と、世界中の水を集めて一つにした水を撒いて、お祈りを捧げた。
そこは、想像以上に光の粒子で満たされていた。
世界中の人たちが、この場に祈りを繋げているのがわかった。
祈りは、時空を超える。それを実感した。
トルコは、町中に野良猫がいる。
カフェに入ると、野良猫が椅子を占領していたりする。
そういう時、お客は、当たり前のようにその椅子を猫に与えて、その脇にそっと座る。
たまちゃんの家のそばにあるカフェ。
ここでも、猫が、ソファーの上で気持ち良さそうに昼寝している。
トルコは、エキゾチックで宗教色が濃い町なのに、空気感には変な重さがなくて、カラッとしている。そこには、人間と猫の関わりあいから生じる何らかのエナジーの働きがあるのかもしれないと思った。