ロイ・リトルさんに、そして、これを読んでくださる方々のハートに届きますように🙏

世界人類がOne Heartになるビションを持ち、世界中を巡礼し儀式をしてきたロイ・リトルサンがスピリットとなり、1ヶ月がたった。
ロイは、1997年から、いろいろなところで祈りを共にしてきた祈り仲間であり、
私に宇宙の循環に則った食事マクロビを教えてくださり、
逆境の中でも、自分の中の強い信念を持ち続けるあり方を教えてくださった偉大なる存在だった。
ロイは、ハートの形♡を指差し、「私たちがワンハートになるのは、このハートの絵が示すように、下の出発点から究極に両極に分かれた経験を通して、私たちは、再びまん中で一つになる。出発点と同じ中心軸にあるけれど、それは、高い位置にあり、私たちの意識の次元が上がった状態なのだよ。」・・・と言った。
ロイは、まさにこの究極に分かれた中を、信念と共に沈黙を守り、真ん中を生き抜いた人だった。
ロイは、オランダ人とインドネシア人のハーフ。
インドネシアにいる頃から、宇宙の真理について深く学び、
マクロビオテックの久司道夫尾さんとの出合いを通して、宇宙の循環に則った食のあり方が私たちの魂の成長においてとても大切であることを認識する。
久司さんから、ロサンジェルスにマクロビセンターを作り、そこでセンター長として働くことを任され、西アメリカにマクロビを広めた。
食事によって、魂・精神・肉体が健康になっていく話が、ネイティブアメリカンのホピ族のタイタス長老の近所の人の耳に入った。長老の身体はかなり重い病に冒されていて、近所の人は、最後の頼みという意気込みで、ロサンジェルスにいるロイに会いに行き、ホピの村に来て、長老のために食事を作ってほしいと頼み込んだ。
それから、ロイの人生にいろいろな流れが交差して、ロイは、ホピ族の村に住み込み、
タイタス長老の世話をすることになった。
長老が回復するまでの年月の中で、ロイは、長老から古から伝わるホピ族の教え、神話、予言を学び、そして、タイタス長老の養子となった。
ホピには、古からの学びを大切にしてシンプルに生きる伝統派と、西洋的な生活と融合して生きる現代派がある。
タイタス長老は、伝統派の長老のリーダー的な存在であり、長老が持っている叡智も含めて、ロイに全てを教え込んだ。
長老は、息を引き取る間際に、「ここにあるものは全て君に譲り渡す。
時が来たら、世界を歩きなさい。そして、このメッセージをたくさんの人たちに伝えなさい。」とロイに言い残した。
それから数年間、乾いて痩せた長老の土地を耕し、とうもろこしを植えながら、雨水を溜めてマクロビを作り、夜は、小さなソーラーパネルの灯りの中で過ごす生活をしていたが、
あるとき、突然ライフルを持った現代派のホピ警察が来て、よそ者が住んではいけないと言って、ロイを拘束して数日間牢屋に入れた。
牢屋から出されたロイは、長老の遺言を果たすため、世界を旅することにした。何カ国か巡った後の1997年に日本にやってきた。
私は、茨城県の東海村にある原子力発電所でロイと一緒にお祈りをしたのが最初の出会いだった。その時に出会った人たちとは本当にご縁があり、度々ロイを中心にした祈りの旅や、マクロビオテックのワークショップなどを共に開催した。

ロイは、ホピの予言、古からの言い伝え、そして、マクロビの教えの中に自分の叡智を交えながら「ワンハートメッセージ」としてみんなに伝えた。
だが、
日本では、それを快く思わない人もいた。
「なぜ、ホピの血ではない人が、ホピの長老といい、ホピの教えを伝えるのか・・。」
ホピの大長老の養子となり、教えを受け、そのメッセージを伝える役目を担った人だから、
私たちは、ホピに伝わる話をする長老と言っていたが、「ホピの長老」という言葉が一人歩きしてしまい、かなりの反感を買うことになった。
オランダ人とインドネシア人のハーフで、どちらにもなり得ない。
ホピの養子となり、メッセージを伝え歩いているが、血がホピではないと受け入れられない。
土地を得るが奪われる。
良かれと思ってしたことが、相手にとっては、全く違う受け止め方をされ、反感を買う。
住む場所がないロイをセドナの家に招いて、半年くらい一緒に生活した時があった。
その間、ロイに対しての悪口が最高点に達しているときでも、ロイは、いつも黙っていた。
どうして、黙っていられるの?と聞いたら、
「自分の真実にいて、中心軸にいれば、自分の納得した人生になる。」と言い、
ニコッ! とした笑顔を私に向けた。
その目の中には、いろいろな感情が行き交った後の静けさがあった。
ロイは、冬でも毎日バケツに溜めた水を頭から被ってから、1日をスタートして、美味しいマクロビの食事を作ってくれた。

ロイは、いつも寡黙で、自分にとって最高な瞬間を選んで過ごし、それに集中していた。
そばで、その姿を見られたのは光栄なことだった。
だが、ロイと一緒にいることで、私も日本の人たちからたくさんの誹謗・中傷を受けることにもなった。
「虎の衣を着た狐、シャーマンになりたがり、ネイティブアメリカンを使って荒稼ぎ・・」などなど。
どうして、自分のフィルターを通してみたことを真実と思って人に語り、
噂ばなしを楽しんで、自分が正しいということを主張したがるのだろう・・。
と、思っている私に、ロイは、
「今ある状態こそ、ハートの両極端の位置なのだよ。
それぞれの立場から、自分の在り方が見えて、自分を許し、相手を許せた時、
真ん中に歩より、一つになる。それがワンハートなのだよ。」と言った。
ロイの真実を見ている私にとって、周りの陰口・悪口がとてもむしゃくしゃしたけれど、
中心軸を見つける学びとしたら、それさえも私の強さとなった。
ロイは、93歳で旅だった。
何も持たず、シンプルな人生だった。
両極端の「ああでもない、こうでもない」という世界から、信念を貫き、真ん中で一点となった魂。
あなたは、最高なる精神の持ち主であり、祈り人であり、巡礼者。
そして私たちに、あなたの生き様で「ワンハート」を見せてくださった
素晴らしい魂の持ち主でした。
ロイに出会えて心から幸せです。
ありがとうございます。
ロイが旅たってから一ヶ月のこの日に・・・✨
アイルグラハム























