Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナのこと、ネイティブアメリカンのこと、旅のこと、日々の気づきのことなどを綴っています。

ホピ・カチーナ祭り

先ほど、ホピの村から戻った。
今日は、ホピの第二メサでカチーナダンスのお祭りが催されていた。

昨夜は8時ごろ、ホピのお友達のお家にお伺いした。
ちょうど皆さんは、お食事の時間だった。

彼等の食事は、親戚一同が集まる大人数の食事。
横に長い大きなテーブルにずらっと並んで座る。
大きなお皿にドカンと盛られた料理をみんなが好きなだけ小皿に取り分けて頂く。

大皿の料理がなくなると、そこの主婦が、また、鍋から大皿に盛り付ける。

豆・ジャガイモ・コーンがメインのシンプルな料理だが、
とても胃袋にやさしくておいしい。

私たちは、遠慮心が出て、途中で夕食を済ませてから伺った。
だが、私たちの分も用意していてくださっていたので、ありがたく、少し頂いた。

今夜は、男の人たちは、寝ずに朝までキバの中でセレモニーをする。

女性は少し仮眠をした後、明け方4時ごろから祭りの食事の支度を始める。私も手伝おうと思っていたが、夜12時過ぎまで、友達(ここの家主)と話に盛り上がっていたり、作りかけのシルバージュエリーを見せてもらったりしていたら、すっかり、寝過ごしてしまった。申し訳ない・・・。

朝、9時ごろ、一晩中セレモニーをしていた男性たちがカチーナの姿をして現れた。

石造りの家がぐるっと取り囲む形になっている中庭で、400人くらいのカチーナが円形になり踊り始めた。

円の中では、土偶みたいな被りものつけ、体中を赤土で塗りたくったカチーナが、左手に、葉っぱ、右手にシャカシャカ鳴る鳴り物を持ってわっさわっさと足踏みをして踊っている。その様子は、地底人かETを思わせる。

円の外側は、鳥の顔の被り物と、羽を表す松の葉みたいなのを体中にたくさんつけたカチーナが首と腕にに真っ青なターコイズをつけてまたまたワッサワッサと踊っている。葉っぱは揺れて羽みたいだ。腰から、コヨーテの毛皮をぶら下げている。
思わず何匹のコヨーテが・・・と数えてたら、ざっと200匹強、コヨーテさんご苦労様です。そして左手には、弓、右手にはシャカシャカを持っている。

どちらのカチーナも被り物をしているので、声がくぐもって聞こえる、地響きのような感じ、体にゾクゾク響いてくる。
オーオー!シャカシャカ、オーオー!シャカシャカ、が足踏みと共に延々と繰り返される。

石造りの家の屋上に上がって、そのダンスを上から見下ろした。
カチーナの威容な光景にハートが一瞬ドキッとした。
見てはいけない、神々を見てしまったような感じ・・・。
皮膚の一枚下がゾクゾク波打っている。

しばらく眺めていたら、古のホピたちは、こういう姿をした宇宙人たちに出会い、いろいろと教えを受け、そしてこうやって感謝とともに祈りをささげているのでは・・と思った。

何回かのダンスが終わると、カチーナが果物や野菜を村人たちに投げる。みんな必死になってそれを受け取っている。
きっと、宇宙人がこうやって、何かをあたえたのかなぁ・・とまたもや、思ってしまった。

このダンスは朝から夜までずーと繰り返される。
彼等は昨夜から一睡もせずに踊り続けている。
その姿、気配から彼等がトランス状態に入っているのが感じられる。観ている側も、そのトランスの中に引き込まれていく。
単純な繰り替えし程、深く入っていく・・。

2時間半の帰り道、半分その気配が残ったまま運転した。
時々、ウインカーとワイパーが一瞬どちらか分からなくなる。
あぶない・・。本当にわかんなくなる。

でも、守られている感じがずーとしていた。
ありがとうございます。

今日もたくさんの素敵な出会いと、たくさんの経験をした。
ありがとうございます。