Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナのこと、ネイティブアメリカンのこと、旅のこと、日々の気づきのことなどを綴っています。

幼稚園訪問とホピ映画上映

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朝9時に幼稚園を訪れた。ここの幼稚園ではネイティブアメリカンの文化を教えている。教室の中には子供用の小さなティビが二つ置かれていた。

数日前、このクラスの先生から、サブライズでぜひ授業に来て欲しいとの依頼を受けた。


ルーベンは、東西南北を表すそれぞれの色の意味と、中央にくる緑色の説明をした。今、それぞれの方角を中央に集め、緑(母なる大地・人間性)になる必要があると説明をした。


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そして、イーグルの羽とコンドルの羽をそれぞれ子供たちに渡して、羽でハートと頭をなでてもらった。

イーグル(白)はマインドを表し、コンドル(黒)はハートを表す。
今、そのふたつを統合する時期に来ている。統合された羽は、ケツァルコアトル(緑)となる。



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子供たちのピュアな瞳は、私のハートを潤わしワクワクで満たしてくれた。


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キュートな天使たちに囲まれてとーても幸せだった。
子供たちもとても喜んでくれた。帰る時間になってもずっとそばについていて離れなかった。



午後からは、ニッキーの家の裏山をハイキングをした。
タンポポが辺り一面に咲いている。
草の緑と、タンポポの黄色と、青い空のコントラストがとても美しい。
牛の首についているカウベルの音がカラカラと響き渡る。

このカウベルの音を聞くと、カチーナが現れるような気がしてしまう。
WUYUKDAIWA ウーヤックダイワ というカチーナは、カウベルを腰に付けて、ダンスをする。このカチーナが踊るとこの音が鳴り響く。まさにこの音だ。

草原の丘を登って行く。
登りきったところに、聖なる気配を漂わせる岩があった。
その岩の前で、私たちはセレモニーをおこなった。

ルーベンが鳥と魚の形をした笛を東西南北に並べて、それぞれの方角に向けて吹き、
母なる大地に祈りを捧げた。

和美さんは、神様を呼ぶ歌を歌った。
歌い始めたら、近くにいた牛が和美さんに吸い寄せられるように集まって来た。
ニッキーが言うには、こういうことはめったにないらしい。

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私のそばにもよって来た。服の上に、牛のよだれがタラタラ垂れてくる。
濃厚なヨダレは私のジーンズをビトビトにした。つめたーいと思いながら、少し牛から離れた。

和美さんを見たら、よだれをまったく気にせず、自分からなめさせていた。
さすがだ・・・(笑)


ニッキーと私もそれぞれ森のスピリットにお祈りを捧げた後、私たちは、牛のおしくらまんじゅうから這い出て山を降りた。




夜は、ホピの映画の上映会。

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この映画は、スイス人の女性アンカが、1989年に仕上げたもの。
ホピの文化と英知がいっぱい入ったドキュメンタリームービー。


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映画の上映前と後に、ルーベンはどうやってこの映画と出会うことができたか、そして、時に親は子供の言うことを尊重する必要がある、また、ホピの人々は、女性の意見をとても大切にしているということ、またホピの現状などについてシェアをした。

この映画は、今まで、ホピの人々の間で観られることはなかった。
それはホピ政府がカチーナのダンスを公にすることを禁じているからだ。
この映画は、ホピ政府に加わっていない村の長老たちの協力を得て作られた。

この映画に出ている長老たちは既に亡くなられている。
また、この映画で語られている英知は現在のホピで忘れられたことも含まれているという。

ルーベンは、今というとき、この英知は世界中の人々にとっても大切なことであり、人々は、母なる大地と共にシンプルに生きる生活に戻っていく時が来たと信じている。

だから、ルーベンはこの映画と共にいろいろな国へ赴き、ホピの英知をシェアしている。
この映画の日本語字幕付きバージョンもできている。

8月にルーベンは日本に行く予定にしているので、機会があれば、ぜひぜひ映画を観てくださいね。

ちなみに、今日の映画は、長老のホピ語に、ドイツ語の字幕がつけられてました。
理解するにはかなり難解でしたーー(笑)


明日からギャザリングがスタートで~す。

それではまた・・。

つづく・・。