バルセロナ空港に着いた。
イベントのスタッフが迎えに来てくださることになっていたが、誰もいない。
おかしい・・。
その時、気がついた。
私は、誰の電話番号も知らなかった。
私が持っている情報は、ホテルの名前と住所だった。
しょうがない。自力で行くしかない。
タクシーでホテルまで行った。
ホテルに着き、チェックインをしようとしたら、私の名前がない。
とりあえず、イベントのスタッフの名前を伝えたら、その名前で予約されている部屋があるとのことで、そこに通してもらった。
やっとネットも繋がり、スタッフとやり取りができた。
どうやら、私は、朝9時に空港に着いたが、彼らは、夜9時と勘違いをしていたようだった。なんてこった~^^:
そして、私が宿泊するホテルは別のところだった。
すでに、スーツケースから荷ほどきを済ませ、お風呂に入り、洗濯もして、ゆったりとしていたときのびっくりな言葉。
干したばっかりの濡れた洗濯ものを、あわてて袋に入れて、またパッキングをしなおした。
これも、水星逆行の影響か・・。
イベントのスタッフとロビーで待ち合わせをして、そのホテルから歩いて数分のホテルに移動した。
こちらは、5つ星ホテル。
ここのホテルのオーナーがイベントに協力をしてくださることになり、宿泊者の何人かは、こちらのホテルに泊まれることになったのだ。
この後、祈りのイベントについて、ロビーでミーティングをすることになっていた。
ホテルのチェックインを済ませ、部屋の鍵を手に、ロビーで待つスタッフのところへと急いで向かった。
その時、床の絨毯が少し浮いているところがあった。まさに、私のブーツは、そこをめがけて突っ込んでしまった。
すごい勢いで転倒をしてしていく私。
私の心臓の真下には、ステンレス製の正方形の椅子が置いてあった。
やだな~、そんなのがそこにあると~と、頭で一瞬に思った時、激痛が胸に走った。
まともに、椅子の角が私の心臓を打った。
息ができない。
なんなんだ~。
あまりの痛さで体が痙攣する。
スタッフの女性がすぐに氷の入った袋を持ってきてくれて、私の胸にあてがってくれた。男性のベルボーイは、ホメオパシーのクリームを買いに走ってくれた。
それらは、すべて、そのホテルに到着して、5分以内に起きた。
しばらくしたら、呼吸は少しできるようになったが、体はまだ動かせない。
仕方ない。私はロビーの絨毯に横になったまま、スタッフとミーティングをすることになった。
スタッフたちも、次の長老たちを迎えに行かなくてはならないから、時間がなかった。
5つ星ホテルの、回転式のガラスドアーのすぐ横で、ぶざまなかっこで寝ている私と、それを取り囲みながらミーティングをしている私たちの姿は、他のお客から見たらかなり滑稽だったかもしれない。
しばらくしたら、立ち上がれるようになったので、スタッフに支えてもらいながら、部屋に入ることができた。
その数時間後、私の同室になるコロンビアのグランドマザーが到着した。
そして、すぐに、彼女のヒーリングを受けることができた。
なんともラッキー。
自分でも、アロマセラピーのエッセンスを色々と持ってきていたので、それらもつけた。
しばらく横になっていたら、激痛が我慢できる痛みになってきた。
でも、仰向けになると思わず叫んでしまうくらいに痛みが走る。
どうしたもんかな~。
とりあえず、14日からの祈りの本番に向けて、体を休めることに集中することにした。
次々と、いろいろな国から長老や、シャーマンが到着した。
明後日くらいには、全員が揃う。
夕食の前の顔合わせでは、それぞれの国の祈り人が、このイベントで成し遂げたいことや、メッセージを伝えあう。
私も、この頃になったら、ようやく歩けるようになったので、その中に入って、日本人としてこのイベントに参加する意味とメッセージを伝えさせていただいた。
そのあとの夕食は、出されるすべてのお料理がベジタリアン対応になっていて、かなり美味しかった。さすが、5つ星。
久しぶりに、ロイと、コロンビアのマモ(高僧)と、ペルーの長老に会い、心は、また家族にあったような喜びに浸った。
これを宇宙家族っていうんだなって思う。
世界中に、祈りを共にし続けている仲間たち、宇宙家族がいる。
幸せなことです。
ありがとうございます。