アムステルダムから1時間ほど電車に揺られ、ハーグという街へ行った。
ここには、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の絵が収められているマウリッツハイツ美術館がある。
実は、このオランダ行きを決めた理由の一つがこの絵。
昨年の秋に来日した時、実家に着いて1時間もしないうちに、全く違うところから2度に渡って、この絵が私の目の中に飛び込んで来た。
そして、アメリカへ帰国する日、家を出る数分前に、なんとなくテレビをつけたら、貼り絵教室の番組をやっていて、この絵が題材になっていた。
これは、サインかなと、なんとなく心に留めた。
それから数ヶ月後、結局行くことになったのであった。
オランダへ行く飛行機の中で、映画を観る前に、テレビというカテゴリーが気になったので、そこを開いたら、ど・ど・アップで「真珠の耳飾りの少女」の絵が出て来た。
ちょうど、この絵の修復についての番組をやっていた。
うわっ! 確認が来ましたね。
「ちゃんと行くから大丈夫です。」
・・と、スピリットに告げた。
ハーグ駅から美術館へと向かう道中、母がお茶目なことを言うので、ジュリと私は、大笑いしながら歩いていた。
だが、美術館のすぐ手前にある国会議事堂の広場に入った瞬間、身体が硬直して歩けなくなった。
たくさんの見えない存在たちが私の中に入り込んでくる。
首が痛い。呼吸ができない。
近くのベンチに腰掛け、カバンの中に入れていたWOTEの精油のヒソップとマグワードをつけた。サイキックアタックには、この精油がよく働いてくれる。
長年、施術師として働いていたジュリがすぐにマッサージしてくれた。
私の硬直した身体に触れてびっくりしていたが、すぐにパキンパキンになっていた首回りの気が流れ始め楽になった。
過去の歴史において、ここで負のエナジーを集めてしまういろいろなことが行われていたみたい。
美術館の中では、天からスペシャルな才能を得た画家たちの、天才っぷりと、苦悩っぷりが放つ、独特の光と闇をたくさん感じさせていただいた。
その両方の狭間に思いっきり浸かりながら、素晴らしい作品を生み出してきた画家たちの精神力と努力はすごいなと思った。
「真珠の耳飾りの少女」の絵は、プラチナのような光と、スー、ツーン、とした気を発していた。
でも、どうして、この絵にこんなに呼ばれたのかはわからなかった。
美術館を出て、政府機関が並ぶところに入っていった。
門を通りぬけた途端、見えない存在たちが足にぶら下がって来た。
奥に進むにつれて、胸も苦しくなってくる。
その先には、監獄博物館があった。
この先に行くのはやめて、駅に戻ることにした。
国会議事堂の広場に入るとやっぱり身体が重くなった。
広場の周りを、レストランのカフェテラスがぐるりと取り囲んでいる。
適当に選んた店でランチをすることにした。
大きなマッシュルームの上にキヌアを乗せたベジタリアンバーガーとポテトとサラダ。
とても美味しかった。
パクパク、パクパク、美味しい、美味しい、と言いながら食べていたら、身体がどんどん軽くなって行った。
よかったよかった🍔
今までは、おも~い儀式をして、見えない存在たちと関わって来たりしていた。
時にはそういうことも必要だけれど、私が喜んで、楽しんで、美味しいものを食べて、光で身体を満たすことで、そういう存在たちも喜んで次なる次元の旅へと出かけて行くこともわかった。
うん十年に渡って、いろんなことを経験して来た結果、今は、本当にシンプルになった。
ほんと、辛いことも素敵なことも、いっぱいあった。
全ての経験がギフトとなっている。感謝、感謝☺️
結局「 真珠の耳飾りの少女」の絵のメッセージは、私をこの場所へと導くことだったのかなと思った。
帰りは、 身体も心も軽く、 3人で大笑いしながら、 電車に揺られアムステルダムに戻ったのであった。
💗ありがとうございます💗
アイルグラハム
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