Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナのこと、ネイティブアメリカンのこと、旅のこと、日々の気づきのことなどを綴っています。

ウッジュー・ミー・ア・フェイバー

夜、ツアーガイドの仕事を終え、ほっ!と一息をついていたら、携帯電話のベルが鳴った。

ホピ族のルーベンからだった。
開口一番に「Would You Me A Favor!」ときた。

この言葉が出るときは、たいてい、普通の頼みごとではないのだ。

私は、つい相手の様子をさぐるように、無口になってしまった。

ルーベンの友達がセドナのYの交差点で困っているから行って欲しいとのこと。

わけがわからなかったが、とにかく、ルーベンの口調があせっていたので、理由も聞かずに、すぐにその交差点のところに行ってみた。

そこについたら、ヒッピーぽいおじさんが、近寄ってきて、イルか?と聞いてきた。

話を聞くと、そのヒッピーおじさんは、カリフォルニアから電車とヒッチハイクでセドナまできて、これからホピの村に行くとのこと。

彼が、今からホピまで歩いて行く(ホピまで車でも2時間半かかる)とルーベンに電話をしたら、「夜の山道は危ないからやめなさい、とにかくイルがそこに行くから」と言ったらしい・・。

とにかく、電話でルーベンと話して、ホピへの途中まで、私が連れて行き、そこからルーベンが連れて行くことになった。

ルーベンの友達じゃなければ、こんな夜中に、こんなに怪しい人は乗せないなぁ・・と思った。

私は、ヒッピーと思い込んでいたので、彼に、このままセドナに住むのですか?と聞いた。

そしたら、「僕には、トライブ(ネイティブの一族)があるので、その土地を離れられない・・」と言った。

あひゃー!もしかしたら・・・。

暗くて顔がよく見えていなかったが、よく見ると、白人ぽくもあるしネイティブぽい顔もしている。

あなたは白人ですか?ネイティブアメリカンですか?と聞いたら、チェロキー族と白人のハーフです。と答えた。

あなたは、部族で何をしているのですか?と聞いたら、メディスンマンです、との返事がきた。

どひゃー、すごい軽いノリの人だったので、てっきりヒッピーだと思っていた。

ホピのシャーマンからもゴールデン・ベアという名前をもらっているとのことだった。

私はすかさず、昨日から偏頭痛がするのだけれど・・・と言ったら、偏頭痛に効く小さな枝を袋から出して、ライターで火をつけて、運転している私の鼻先にそれを持ってきた。

数回吸ってごらんなさい・・・と言う。

吸ったが花粉症で鼻が詰まっていてぜんぜん吸えない・・。

でも、効いた気がしてきた・・。

彼から、車に乗せていただいたお礼にと、ホワイトセイジと、タバコと偏頭痛に効く薬草をいただいた。
さすが、メディスンマン・・・感謝です。

ルーベンとの約束の場所に着いたが、まだルーベンは来ていない。

ここは、夜になるとかなり冷えこむ。
彼の姿は、薄着に見えた。

車の中で一緒に待とうと言ったが、彼は、イルの旦那さんが心配するから早く帰りなさいという。

何度も一緒に待つと言ったが、彼は首を横に振る。

気になりながらも、私は、彼をそこに残して、帰ることにした。

早く、ルーベンがそこについてくれるとよいなぁ・・・と思いながら・・・。

最後に・・、車の中で、メディスンマンに聞いた。
「あなたとルーベンとの付き合いはどれくらいなの?」と。

2日前から・・との返事。(あら、びっくり・・)

隣町の駅から電車を降りてセドナに向かって歩き始めてすぐに、ルーベンがヒッチハイクをしてくれたとのこと。

ちょうどそのとき、ルーベンは我が家へ来るためにセドナに向かっていたのだった。

で、彼がセドナに来た理由は、グレートスピリットから、アクセサリーをつくる素敵な人と出会うから、セドナに行きなさいとのメッセージが来たとのことだった。

で、シルバージュエリーのアーティスト、ルーベンが彼をヒッチハイクしたのでした。

す、すごい話し・・。

とにかく、よくわからないまま、すごい話の一連に関われたことに感謝です。

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