Iru Grahamのブログ

アリゾナ州セドナから、アセンションについて、魂の成長を助けるセント・ジャーメインからのメッセージについてなどを綴っています。

WOTEメディシナルアロマセラピスト認定講座、6月開催 inセドナ

f:id:IruGraham:20160506142726j:plain

セドナ発エッセンシャルエッセンスWisdom of The Earthのメディシナルアロマセラピスト認定講座を6月セドナにて開催します。

セドナの青い空の下で、植物たちと会話をしましょう。
皆様のご参加をお待ちしております。

★開催日 6月3日(金)~5日(日)
3日(金)午後3時から午後5時
4日(土)午前10時から午後6時
5日(日)午前10時から午後6時

★受講費用合計  565ドル
 内訳
・クラス受講費用     475ドル 
・認定書申請費用     25ドル 
・日本語ガイドブック   50ドル
・WOTE名簿登録費用   15ドル

★講師 アイルグラハム

★場所 セドナドルフィンズ@セドナアリゾナ 

★お申し込み・お問い合わせ celestiallightsedona@gmail.com
1-928-254-9492 (USA)
050-5539-7783 (SkypeCall from Japan / 日本からは(0)からそのままおかけください)

 

★セドナ発エッセンシャルエッセンス「Wisdom of the Earth」は、人々の魂の成長、アセンションに意識を向けているエッセンスです。リラクゼーションとしての香りを楽しむことからさらに数歩進み、体と心と精神へ直接アプローチしていきます。オーガニックで、ボトルが出来上がるまでの工程がすべて手作業であり、その過程において、祈りやチャンティングがなされ、一つ一つのボトルの中に、ポジティブなエナジーと高い波動が密度濃く収められています。
メディシナル・アロマセラピーは、体と感情と精神においての自然治癒に興味を持たれている方のためのものです。人間や動物に対して、常におしみなくその ヒーリングパワーを送り続けている木や花の恵みを、一つ一つのエッセンシャルエッセンスと深く関わり、治癒という観点から理解を深めていきます。
レクチャーの他に、セドナの大自然の中での沈黙の散歩を通して木と花と会話をしたり、香りに包まれながら、セラピーハープやクリスルタボールの響きの中でヒーリングや瞑想を行います。
メディシナルアロマセラピストになるための3日間ですが、それは、心と体と精神のリトリート体験にもなることでしょう。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

 

★内容
以下の基本的な内容に加えて、その時の参加者のエナジーに応じて、プログラムを追加させていただきます。
・メディシナルアロマセラピーの説明
・身体・感情・精神においての、それぞれのエッセンスの使い方
・散歩しながら、木と花とのふれあいを通して、一人一人が直接それらからメッセージをうけとることを促進
・エッセンスによるチャクラの活性化とオーラの浄化
・エッセンスを使いながらの瞑想

★講師:アイルグラハム

セドナ在住日本人。メディシナルアロマセラピスト&ティーチャー。Wisdom of The Earth メディシナルアロマセラピスト・レベル1認定講座クラスをセドナと日本にて開催。アセンディッドマスター・チャネラー&ヒーラー。日本のスピリチュアル雑誌などへの記事の投稿や、本を執筆。10年以上に及びセドナに住み、ネイティブアメリカンチャーチ公認司祭者として、ネイティブアメリカンシャーマンたちと世界各国を巡礼したり、結婚式などの儀式を執り行う。アイルにとって、Wisdom of The Earth のエッセンシャルエッセンスは、スピリチュアルワークをおこなう上での必需品となっている。

 

★メディシナルアロマセラピー認定講座中は、Wisdom of The Earthのエッセンシャルエッセンスを定価格の20パーセント割引で購入していただけます。

 

★参加費のお支払いについて
小切手、現金、 PayPal、ChaseBankへの振込みのどれかでお支払い願います。

 

★キャンセレーションポリシー(WOTE規約に則っています)
・講師の都合によりキャンセルとなった場合は、全額払い戻し、もしくは、別の機会のクラス参加費へと振り替えさせていただきます。
・参加者の都合によりキャンセルされる場合は、全額返却致しかねますのでご了承下さい。
・体調不良などの緊急の理由によるキャンセルの場合は、 一回限りにつき、別の機会のクラスへと振り替えさせていただきます。

 

 

 

f:id:IruGraham:20160506142953j:plain

WOTEメディシナルアロマセラピスト認定講座@千葉 素敵に終了しました。

今、日本に来ています。

 

九州が大きく揺れている中、千葉で、3日間にわたるWOTEメディシナルアロマセラピスト認定講座レベル1を行いました。

 f:id:IruGraham:20160420185314j:plain

 

 初日の朝、私は、講座よりも祈りに集中した方が良いのでは・・という、ジレンマを感

じていました。

 

集まってみたら、参加者のうちの一人の息子さんが、震源地の近くの大学の寮に住んでいました。そのような中、よくお母様はこの講座に参加をしてくださいました。

 

そういうこともあり、必然的に、アロマのエッセンスの学びと共に、始終、祈りを九州に繋げるクラスとなりました。

 

参加者の皆さんも、祈りを交えての講座となることを快く受け入れてくださいました。

 

そして、すべてが最高で最善になることを信じて 感謝と光と共に、エッセンスと祈りを通して、大地とスピリットと繋がることを強く体感した講座となりました。

 

f:id:IruGraham:20160420185330j:plain

 

 

また、エッセンスが高い波動へと導いてくれるのを、体と心と精神で体感しながら、エッセンスを頭と背中に垂らして、空を仰ぎながら、大地と天と繋がる瞑想をしたり、沈黙の散歩の中で、公園や歩道の植物と会話をしたりしました。

 

f:id:IruGraham:20160420190310j:plain

 

 

f:id:IruGraham:20160420191358j:plain

 

3日目、被災地にいた参加者の息子さんは、富山のご実家に戻れることになり、それで、お母様も安心してクラスに専念することができるようになりました。

 

深い愛と感動のクラスとなりました。

参加をしてくださった皆様に心から感謝します。

 

ご縁をありがとうございました。

光と愛をありがとうございました。

 

f:id:IruGraham:20160420191508j:plain

 

 

次のWOTEメディシナルアロマセラピスト認定講座レベル1は、アメリカ、セドナで、6月3日から5日に行います。

 

WOTEのアロマエッセンスが紡ぎ出す、素敵なご縁と体験には、毎回、本当に感動しています。

 

皆様のご参加をお待ちしております。

 

いつもありがとうございます。

 

 

 

霊的トンネルを抜けて・・。

f:id:IruGraham:20160227120724j:plain

 

1ヶ月に渡る旅から戻り、約2週間、自己調整に没頭してました~。

・・と言うか、そうせずにはいられない、肉体と、心と、精神状態だったです・・^^:

 

トルコ・・、 エキゾチックで異国情緒たっぷりの国であり、いろいろな顔を持つ国。

 

昭和の時代みたいに、とても人間味に溢れる人たちで、のんびり雰囲気いっぱい。

いい感じでいい加減。

 

長い歴史において繰返されている宗教争い、テロ、難民問題。

その他にもいろいろ・・。

 

私にとっては、一言で言うとカオスであった。

 

アジア大陸の最西端の海岸近くをよく散歩したが、そこで、光をつなげる瞑想や祈りをすると、まあ~大変なことになる。

 

夜の街灯に集まる蛾みたいに、目に見えないものが、私を取り巻き、がんじがらめにしてくる。体が金縛りみたいに痛くなる。頭上に霊的などんより雲みたいなものが何重にも作られる。

 

 まるで、ロード・オブ・ザ・リングや、ハリーポッターの世界みたい・・。

 

あの映画は、本当によくできていると、しみじみ思った。

あのまんまです。

 

体の節々が痛くて、手の関節が内側に縮こまってくる中、それでも、心にダイレクトに依頼されてくる宇宙のお仕事をしようとするけれど、私では太刀打ちできないくらいの霊的な蛾が集まってくる。

 

なんなんだ~。これは~。

こんなの、一人でさせるのが無理だって~!と心で叫びながら、今まで、やったことがないシチュエーションの中でとにかく踏ん張った。頑張った。

 

結果は・・・、とにかく、少しは、お役に立てられたと信じたい。

 

 

そして、私は、そんな中、私の過去生につながるドアを開けてしまった。

 

本当は、せっかく神様からのギフトで、今生はそれを忘れて、リセットして、新たな人生を楽しめるようにしていただいているというのに・・。

 

私は、身動きできず、発狂しそうなくらいにがんじがらめになり、自己嫌悪になり、生きる気力がなくなり、悪夢の中を数週間にわたり彷徨うことになった。

 

それは、すごい霊的なトンネルの中。

 

セドナに戻り、2週間はそのトンネルの中にいた。

 

たっぷりの塩を入れたお風呂に1時間くらい入り、瞑想をして、日記を書いて・・。

必要最低限の人に会うだけにして・・そんな日々を送っていた。

 

 

f:id:IruGraham:20160227120746j:plain

そして、日の出ハイキングをして、太陽の光を全身に浴びて、ハートにいっぱい光を充電して、チャクラとエナジーフィールドの調整をしていた。

 

最初は、足を引きずるようして、赤い岩を登っていたけれど、日を追うごとに体に活力が湧いてきた。

 

 

f:id:IruGraham:20160227120715j:plain

朝日の中で、ハーブティーとバナナの朝食。最高!

 

 

f:id:IruGraham:20160227120752j:plain

心のままに、ハープを奏でる。弦の響きがハートを癒してくれる。

 

 

トンネルを抜けた今、気付いたことは、今回、霊障や過去生からの影響で、がんじがらめになっていたことは、実は、今生でも同じような要素を持ってやっていたことが多々あった。それは、私の長い魂の歴史においての癖だった。

 

自分の中にあるから、それらを引きよせていた。

 

これは、自らカオスに入って、自分の心の闇に入り、トンネルをくぐり抜けたから見えたこと。

 

トルコに行って本当に良かった。

この経験を通して、次の私のプロセスが見えた。

 

しかしながら・・、私の人生は何なんだろう・・。

 

トルコは、自分へのバケーションだったはずだったのに、結局、巡礼と修行になってしまった・・。

 

この1ヶ月、気づけば、泣いてばかりで、心から、子供のように大笑いしてなかった。

 

遊びた~い!

 

 

よーし!

新しくまた生まれ変わったところで、太陽の下で、大きく笑うぞー!

 

 

ほんと、人生って面白い。

すべてがちゃんとタイミングよく学びの用意がされている。

 

 

体当たり人生、かなり大変だけど・・、ありがたいかな・・・。

 

でも、もう、痛いのは無しでお願いします。

 

いつもありがとうございます~☆

 

f:id:IruGraham:20160227120655j:plain

 

サイキックアタックにかかった7日間@トルコ

 

f:id:IruGraham:20160204222410j:plain

 

エフェソス2日目。

 

朝食後、大理石でできている古代都市、エフェソス遺跡へ行った。

紀元前2000年には、すでに集落があったらしいから、かなり古い街だ。

 

 

f:id:IruGraham:20160204222636j:plain

 

当時の暮らしぶりを感じながら、ゆっくりと遺跡の中を歩いた。

 

2万4千人を収容する大きな野外劇場や、図書館、娼婦宿などがあった。

 

 

 

 

f:id:IruGraham:20160204222527j:plain

 

私の後ろを、目に見えない存在たちがぞろぞろとついてくる。

出口付近に、聖母マリア様に捧げられた教会跡があるので、みんなで(笑)そこに向かった。

 

 

 

教会の一番奥の方に、洗礼所があった。

十字が刻まれた石が、それをとり囲んでいる。

 

f:id:IruGraham:20160204222742j:plain

 

よそ者の私は、あまり入りたくないな~と思ったが、目に見えない私についてきている人たちが入りたがっているので、それに従うことにした。

 

 

遠慮がちに、お邪魔しますと言いながら、お風呂に入るような感じで、穴の中に入った。

 

入った途端、儀式が始まった。

体が動くままに任せて、セレモニーをさせていただいた。

 

そのあと、急に体が軽くなった。

私の中に入っていたスピリットが、私から離れて、行くべき所へと行ったのがわかった。

 

よかった・・。

 

 

 

f:id:IruGraham:20160204222454j:plain

 

そのあと、スキップしたいくらいに体が軽くなったが、教会跡を出た途端、再び、体が重くなり始めた。

 

キリがない・・。

もう、これから先は、どんなに集まってきても、気にしないことにした。

 

 

 

エフェソス遺跡のあと、ホテルで、ランチをとり、午後は、ヨハネの墓がある教会跡を訪れた。

 

f:id:IruGraham:20160204222714j:plain

 

 

教会の敷地に入った途端、昨日に引き続き、妙な咳が出始めた。

私とご縁がある何かが私の中に入ってきているような感じ。

 

一ヶ月くらい前に、私の友人がヨハネの夢を見ていた。そして、私にあるメッセージを残した。

だから、ここは絶対にパスできなかった。

 

 

とりあえず、お墓でお祈りをして、すぐに引き返そうと思った。

 

f:id:IruGraham:20160204222546j:plain

 

これが、ヨハネのお墓。

 

お祈りが終わって戻ろうとしたら、徐々に呼吸がしづらくなってきた。

そして、前に進みたくても、なかなか足が前に出なくなった。

 

うわっ!

なんなんだ~。こりゃ~!

 

か、体が・・動かない・・。

 

今までの私の人生において、最悪のサイキックアタック(憑依)にかかってしまった。

 

 

そこからは、どうやって、電車に乗って、飛行機に乗って、たまちゃんの家にたどり着いたかは定かではない。

 

 

その夜から、まるまる7日間、全身の激しい痛みと共に、夢のような白昼夢のような世界を漂っていた。

本気で私は、もう、あの世に行ってしまうのかと思った。

 

全身の激しい痛みで、寝返りすら打てなかった。全身硬直したまま寝続けた。

最初の2日間は、水を飲むのもやっとなほどだった。

 

うつらうつらしながら、目を瞑ると、フラッシュバックのように中世の景色が目の前にあらわれる。夢なのか何なのかわからないが、その世界にのめり込むように入り込み、ふっ!と目を覚ますと、体の一箇所の痛みが抜けている。

 

自分でも何でなのかはわからないが、この痛みを、私の肉体を持って感じて、きちんと終わらせることが、大切なことのように感じた。

 

淡々と痛みに耐えながら寝続けた。

マジで辛かった。

 

サイキックアタックにかかった5日目の夜、ようやく下半身が自由に動かせるようになった。

 

6日目、手の感覚が戻ってきた。でも、まだ上半身は自分の好きなようなには動かせない。

 

7日目の朝、バラの妖精みたいな子供の顔が私の周りに広がり、そのあと、虹色に包まれた。

直感的に、あ~!この苦しみがもうすぐ終わると思った。

 

その午後、久しぶりに深く寝ることができた。目を覚ますとき、白黒の曼荼羅のようなものがポンという音と共に、目の前に浮かびあがった。

 

その瞬間、体の痛みが完全に抜けた。

 

やったー!

やり通した~!

 

 

生まれたての自分を感じた。

 

それから、しばらくは、その感覚にひたりたくて、陽だまりの中にいるような心地良さで、手足をゆっくりと伸ばして、自分の体を自分だけで使っている喜びに浸った。

 

 

なんたが、中世の私と、現世の私が統合された7日間のようだった。

 

終わってみたからそう言えるけど、本当に苦しかった。

 

痛みを伴う学びやイニシエーションは、もういらないと心底思った。

 

生きていてよかった。

 

 

私のこの7日間に、果物やクズ湯を作ってくれたり、いろいろと面倒を見てくださった、たまちゃんと、タカエさんに感謝です。

 

ありがとうございます。

 

 

 

7日間も寝続けていたから、体の筋肉がすっかりと衰えてしまった。

 

帰国日を少し伸ばして、体調を少しずつ戻しながら、もうしばらく、イスタンブールの生活を楽しむことにしました~^^

 

 

f:id:IruGraham:20160204222729j:plain

 

痛みから解放されて、たまちゃんの猫ちゃんの祝福を受けている私。

 

 

 

マリア様の家@トルコ・エフェソス

トルコを一緒に旅していた、くみちゃんと黒川さんは、日本へと無事に帰国した。

 

二人を空港で見送った翌日、たまちゃんと私は、マリア様が晩年にキリストの使徒のヨハネと一緒に過ごされたと言われているエフェソスに向かった。

 

イスタンブール空港からイズミール空港へ飛び、そこからバスで約1時間走った。

窓の外にはのどかな山並みが広がっていた。

なんとなく懐かしく感じるところだなぁ~と思っていたら、そこがエフェソスだった。

 

f:id:IruGraham:20160204013720j:plain

ここは、5年前にツアーで来ているので2度目。

 

バスを降りて、ホテルに向かう歩道には、オレンジの木が列をなしている。

橙色がたわわに実り、とても美味しそう。

 

 

ヨハネの墓がある教会のすぐ隣の宿にチェックインを済ませ、タクシーでマリア様とヨハネが住んでいたとされている家へと向かった。

そこは、山道をくねくねと登ったところにあった。

 

f:id:IruGraham:20160204014601j:plain

 

f:id:IruGraham:20160204013821j:plain

普段は観光客でいっぱいらしいが、テロの影響か閑散としていた。

 

警備を担当している人以外誰もいない部屋の中で、静かに祈り、瞑想をすることができた。 とても優しい愛に満ちた空間だった。

 

ここは、ドイツ人の超能力者の修道女が、マリア様がここに住んでいたとリーディングした場所で、言葉の通りにここを発掘したら住居跡が出てきたので、ここがその家だと断定されたのであった。ローマ法皇も毎年ここを訪れている。

 

瞑想中、マリア様が本当にここに住んでいらしたのかどうかは、よくわからなかった。

マリア様の懐の中にドンピシャで入っているから、そのエナジーを感じ取りづらかったのかもしれない・・、今となっては、誰も知る由がないことだ。

 

 

f:id:IruGraham:20160204014557j:plain

 

出口を出たすぐ左側には、キャンドルをお供えするところがある。

とても寒い日で、キャンドルを差すところの土が凍っていて、なかなかさせなかったが、ようやく場所を見つけて、お供えすることができた。

 

f:id:IruGraham:20160204015117j:plain

そこから、少し下がったところに聖水が湧き出ているところがある。

蛇口から手で水をすくい、一口飲んだ。

すっと体に染み入った。

 

マリア様の家を後にして、山を降りていく途中に、マリア様の像が立っているところがある。

 

f:id:IruGraham:20160204014415j:plain

その真下に立ってみた。

力強いエナジーが上から降ってくる。

 

 

f:id:IruGraham:20160204014324j:plain

 

青空にそびえる大きマリア像の下で、しばらくこのエナジーを味わった。

 

 

f:id:IruGraham:20160204014612j:plain

少し町を散策した。

日曜日だからか、閑散としている。カフェに入ろうとしても、開いているところがない。仕方ない・・、宿でお茶を飲むことにした。

 

 

 

f:id:IruGraham:20160204014635j:plain

 

夕日の中、ヨハネの墓がある教会の敷地を通り抜けながら、宿に向かった。

 

f:id:IruGraham:20160204014407j:plain

その時、突然、肺の奥から痰が絡んだような咳が出始めた。

歩く足もなんだか重い。

疲れが出てきたのかな~。

 

 

f:id:IruGraham:20160204015607j:plain

この夜は、ホテルのレストランで食事をして、すぐに寝ることにした。

 

満月がとても綺麗な夜だった。

 

(この時は、まだ、この後に起こることを知るすべもなかった・・。)

 

アメリカ副大統領ご夫妻と私たち@イスタンブール

トルコのタクシーの運転手は、常に、どうやったら、お客から余分なお金を徴収しようかと考えているように見える。遠回りをしたり、有料道路を何度も通ったり・・、あまりにも、あからさまだから、やるな~と感心してしまうくらいだ。

 

私達は、タクシーで、モザイク画で有名なカーリエ博物館へ行った。

例のごとく、運転手は、博物館の周りをぐるぐると走って、裏道に止めた。

 

料金は、60リラ (約2400円) だった。

50リラ1枚と、5リラを2枚で支払ったら、運転手は、手品のように50リラを床に落として、5リラにすり変え、5リラ3枚では足りない、ちゃんと支払えと言い張る。

 

支払いを、たまちゃんに任せて、私たちはすでにタクシーを降りていたから、他に承認がいない。たまちゃんは、悔し~いと言いながら、さらに50リラを渡すしかなかった。

 

私たちは、これからは、支払いが済むまでは、全員タクシーに乗ったままで、しっかりと見届けることにした。

 

 

 

 

f:id:IruGraham:20160203214436j:plain

 

そんなこんなで、私たちは、ようやくカーリエ博物館着いた。

中に入ろうとしたら、突然、 警備員から「入ってはいけないっ!」と、止められた。

 

えっ、え~! 

 

そういえば、見渡しても誰も歩いている人がいない・・。

そして、目の前には、黒のアメ車(シボレー)のバンが2台、ものものしく止まっている。

 

ちょうど、今、アメリカの副大統領の奥様が、博物館を見学後、そこからすぐそばにある本屋さんで用事を済ませているから、奥様がここを去るまで、何人たりとも、ここに入ることはできないという。

 

どれくらい待つの?と聞いても、警備員さんは、わからないという。

 

それはそうだ・・。

 

仕方がない・・。

 

 

 

f:id:IruGraham:20160203215026j:plain

 

博物館のまん前にあるカフェでお茶をして、時間を過ごすことにした。

 

カフェの中は、意外と混んでいた。

そして、緊張感に満ちていた。

そこにいたほとんどの人が、私服SPだった。耳にはイヤホンをしている。

 

 

どうせなら、ことの成り行きをよく見たい私達は、窓際のテーブルについた。

 

f:id:IruGraham:20160203214412j:plain

 

 

 

 

あ~、この感覚、あの時と似ている・・。

 

大海原で、たくさんの野生のイルカに囲まれている時、彼らが電波みたいなソナーを出して、私をチェックしているあの感覚。

 

彼らは、こちら側を一切見ずに、私達をチェックしている。

私たちは、SPたちのど真ん中に席を取った怪しい外国人グループなのだ。

 

私は、この普通ではない景色を写真に収めようと、バッグの中の携帯を取りだした。

そのとき、隣のテーブルのSPが横目で、私の手元をすかさずチェックしていた。

 

あ~!おかしい、この緊張感!もう楽しむしかない。

私達は、滅多に味わえないこの非日常空間を十分にエンジョイした。

 

 

 

 

f:id:IruGraham:20160203214227j:plain

 

 

 

イスタンブール広しといえ、このタイミングで副大統領夫人がいらしている場所に出くわすのも面白い。

 

バルセロナでのギャザリングの最終日、バルセロナとニュージーランドを結ぶ線が弓矢の弦となり、日本が矢じりとなって、南西から東北に向かって、矢が放てれいくセレモニーを行った。

 

それは、地球と人類をアセンションへと導く流れであり、放たれた矢がまず向かうところは、北米のアラスカだった。

 

日本人の私たちが、カーリエ博物館の前のカフェで、アメリカ人のSPたちと、理由は違えど、副大統領夫人が外に出ていらっしゃるのを待っているのが、何か大きなお計いのような気がした。

 

私がアメリカに帰るよりも早く、アメリカにエナジーのバトンタッチをしている気がした。

 

奥様が本屋から出る数分前から、わさわさとSPたちが動き出した。いかにも観光客を装っている私服SP二人が、私たちが見ている窓の外に立ち、奥様が出てくる方角と私たちを立ち塞いだ。

 

あ~あ。あまり見えなくなっちゃった。

まっ!しょうがない、それが彼らのお仕事だし。

 

緊張間の中、イヤホンでやりとりをしている彼らたち。まるで映画の中だ。

 

しばらくしたら、ブロンズの女性が通り抜けて行くのが見えた。奥様だ。

 

すべてが終わった後、足止めされていた一般人たちがドヤドヤと博物館目指してやってきた。

 

そうだったんだ~!

 

タクシーの運転手が裏道に止めたから、私たちはここまで、入りこめてしまったのだった。

なんだか、運転手に感謝かもしれないと思った(苦笑)

 

 

f:id:IruGraham:20160203214206j:plain

 

ようやく、私たちは、カーリエ博物館のとても細かいモザイク画を堪能できたのであった。

 

その後、私たちは、エジプシャンバザールに向かい、干しイチジクや、ピスタチオを買った。

 

 

f:id:IruGraham:20160203214428j:plain

 

バザールを出て、横断歩道を渡ろうとしたら、急に、警備員に止められた。

 

えっ! え~!

 

今、副大統領の車が通り抜けるから待ちなさいと言う。

 

しばらくしたら、厳重な護衛に導かれ、黒塗りのアメ車のバンが数台通り抜けて行った。今度は、ご主人様の方ですか~。

 

バザールを出るタイミングが30秒でも早かったら、足止めされずに、横断歩道を渡り、副大統領が通りぬけたことさえ知る由も無い。

 

カーリエ博物館からここは、車でもかなり離れている距離。

こうして、数秒の誤差もなく出くわされることに、何らかの大きな計らいを感じぜずにはいられなかった。

 

 

イスタンブールと猫

カッパドキアで一泊して、イスタンブールに戻ってきた。

 

イスタンブールは、ボスポラス海峡を挟んでアジア側とヨーロッパ側に分かれる。

私達は、アジア側の閑静な住宅地にあるタマちゃんの家を拠点にして、いろいろと観て回った。

 

船着場からフェリーに乗って、ヨーロッパ側に渡った。

カモメが船を追いかけてくる。

 

f:id:IruGraham:20160203060817j:plain

 

 

フェリーの中で、チャイとパンを買い、パンの半分はカモメにあげた。

 

f:id:IruGraham:20160203060934j:plain

 

 

ヨーロッパ側の岸の近くに建つアヤソフィア博物館。

ちょうど、その前をフェリーが通りかけたとき、空に彩雲が現れた^^

f:id:IruGraham:20160203060631j:plain

 

 

f:id:IruGraham:20160203060800j:plain

 

 

バルセロナのギャザリングが始まる前日、ブルーモスク近くで自爆テロが起きた。

私達は、その現場に行き、ギャザリング中に燃やし続けていた聖なる火の灰と、世界中の水を集めて一つにした水を撒いて、お祈りを捧げた。

 

そこは、想像以上に光の粒子で満たされていた。

世界中の人たちが、この場に祈りを繋げているのがわかった。

祈りは、時空を超える。それを実感した。

 

 

トルコは、町中に野良猫がいる。

f:id:IruGraham:20160203061113j:plain

 

カフェに入ると、野良猫が椅子を占領していたりする。

そういう時、お客は、当たり前のようにその椅子を猫に与えて、その脇にそっと座る。

 

 

たまちゃんの家のそばにあるカフェ。

ここでも、猫が、ソファーの上で気持ち良さそうに昼寝している。

 

f:id:IruGraham:20160203060916j:plain

 

トルコは、エキゾチックで宗教色が濃い町なのに、空気感には変な重さがなくて、カラッとしている。そこには、人間と猫の関わりあいから生じる何らかのエナジーの働きがあるのかもしれないと思った。